著者:富田常雄
ページ数:1585

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明治の東京を舞台に、武術としての柔術をより大きな人間修養の道である柔道へと昇華させた矢野正五郎(モデルは講道館柔道創始者・嘉納治五郎)。その人格と技量に魅入られ弟子入りした姿三四郎(モデルは講道館四天王の一人・西郷四郎)の修行と成長。講道館四天王の一人富田常次郎を父に持ち、自身も柔道五段の猛者であった富田常雄ならではのリアリティで武道の本質を描いた昭和のベストセラーにして不朽の名作。武道修行者必読の一冊。

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