著者:松井康治
ページ数:150

¥550¥0

【商品紹介】
私は、5歳半まで母の顔を知らず育ち、後に18歳までカルト教団と深く関わるようになりました。
21歳のとき、ハンセン病療養所に勤務することになり、そこでは、壮絶な差別体験をされてきた方々との日々がありました。
自分自身、およそ普通ではない人生を送りながら、ある時期までは自分の人生を呪いもしましたが、ふとしたきっかけで、大きく人生観が変わったのです。

そのきっかけとは、「人間という生命体の法則性」を学んだことでした。

人間とはどのように機能しているのか? について理解をすると、人生の捉え方が全く変わります。

問題が、問題でなくなり
不幸が、不幸でなくなり
差別が、差別でなくなる
極めて、中庸な感覚を得られたのです。

本書では、私が人間という生命体の法則性を学んで人生のとらえ方が全く変わったことを実体験より検証し、まとめました。

【目次】
はじめに
第一章 「人間」をよく理解すれば差別は消える?
人は意識したものを、意識せざるを得ない
問題に興味を寄せすぎて、そもそも人間を見ていない人が多い
◯◯反対! と叫ぶほど、結果は出ない
人生の課題をクリアに見通すための「視座・視野・視点」
《豆知識》 長島愛生園(ながしまあいせいえん)とは?
ハンセン病問題とは何だったのか?
「患者」は本当に犠牲者なのか?
素粒子と分別
禁止事項だらけの教団と、「命は塵」
転校と鬱
ハンセン病療養所勤務
第二章 実録・超差別の現場
語り部の真実
「中の人」と「外の人」分別の果て
頑なになると人は話を聞かなくなる。
法律的な人権回復と人間の真の尊厳回復は違う。
正史で見る愛生園、稗史で見る愛生園
入所者さんの中には盲目の方が多かった
ちくわと自分目線、盲人の方の察知能力
盲目の方の察知能力
自身の辛さを抱えながらも誰かのために活動されていた方々
「新型コロナ」と「ハンセン病」分別できない恐怖
ちょっとここで用語解説集♪
家族の無い辛さ
入所者にとってのステータス感
少年舎出という差別
愛生園の人間関係と脳の機能
譜代と外様 人として、筋を通すかが問われている
国籍と脳の機能
第三章 で、つまりは・・・
入所者の方々は差別された悲しい人々ではなく感謝すべき方々である
我慢と辛抱 無意識の差別
人間には遺伝子的記憶がある
極限の中でみる「人間としての価値」
読者の命の縦のつながりと遺伝子記憶
番外編
あとがき
参考文献

【著者プロフィール】
松井康治(まついやすはる)
1978年生まれ
岡山県瀬戸内市出身
株式会社トップランク代表取締役

現在、瀬戸内市で造園業とガレージ秘密基地を運営中。国立ハンセン病療養所長島愛生園にて12年勤務のご縁で園や個人から要請があった時は万難を排して駆け付けている。

猫好きで筋が通らないことが大嫌いな内向的HSP

波乱万丈な人生体験とハンセン病療養所に勤務した経験から、自己受容できていない人が、カルトや全体主義の思想に影響を受けた場合の危険性を痛感。全ての人が生き生きと輝いて暮らすことができるようにと願って本書を執筆。

趣味は自動車やオートバイの整備、ツーリング。愛車は1984年式のスプリンターセダンGT。

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