著者:山田貴敏
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島の漁師・原 剛利の一人息子・健裕(タケヒロ)の心臓弁に異常が見つかった。このままでは、大人になれず死んでしまう。コトーは、成長期の中学生にもっとも適したロス手術という手法で回復できることを調べ上げる。だが、この手術、非常に難しく、コトーも一度もやったことがない難手術だった。この事態にも拘わらず、コトーは自分が執刀すると宣言し、古巣である東京の天津堂大学病院へ原親子と共に向かうのだった。果たして、その難手術は成功するのか?
そして、原 剛利にはもう一つ気がかりなことがあった。手術費用200万円の捻出だ。自身の漁船を売って払おうとするが、島の漁労長・安藤重男は、ある提案を島民にするのだった。その涙ぐましい提案とは…!?
<目次>第12巻
KARTE.124「Dr.コトー、葛藤する。」
KARTE.125「Dr.コトー、徹夜する。」
KARTE.126「Dr.コトー、のめり込む。」
KARTE.127「Dr.コトー、乗り切る。」
KARTE.128「Dr.コトー、笑う。」
KARTE.129「Dr.コトー、ゲンナリする。」
KARTE.130「Dr.コトー、問い質(ただ)す。」
KARTE.131「Dr.コトー、教えさとす。」
KARTE.132「Dr.コトー、勧(すす)める。」
KARTE.133「Dr.コトー、受ける。」
KARTE.134「Dr.コトー、迎え入れる。」
KARTE.135「Dr.コトー、断念する。」
初出:週刊ヤングサンデー(小学館)2003年35~47号
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