【無料で読める】ナチュラルガーデン: 水やりも、施肥も、薬剤散布もしない自然にゆだねる庭づくりのコツ

植物が自らの力で水分や養分を取り入れられるよう、丈夫に育てるのが自然栽培の基本です。
気短に薬剤を散布したり、肥料を与えたりすると、生態系のバランスが崩れてしまいます。
最初の数年をかけて、じっくり時間をかけて土作りをすることが大事。

植物と動物の共生関係にゆだね、植物の自然治癒力を信頼し、人間は環境を整える手助けをするだけです。

肥料と堆肥の働き方の違いが分かると、わざわざ肥料を加えなくても良いことが理解できます。
植物と動物の共生関係が分かると、少々の病害虫が発生しても薬剤なしで回復できることにも気づきます。
雑草が果たしている役割を知ると、草取りもしなくて良くなります。

早く、大量に栽培する農家とは違い、ゆっくり少量多品種を育てるのが庭づくり。

環境に適応した植物たちは、次第に手をかけなくても勝手に育つほど強くなります。
雑草たちは、そんな風にして、どこにでも適応している植物です。