資産運用のススメ: 初心者は入口に立つの巻

資産運用と聞くとハードルが高いと感じている方もまだまだ多いことでしょう。

しかし、人生１００年時代。
このままだと老後が、大変なことになってしまいます。

老後の資金は年金だけでは足りません。

自分が生きていくため、家族と共に生きていくために、近年は資産形成が必要な時代だと言われています。

そのため、資産運用を始めることも視野に入れていくようにしていきましょう。

選び方や注意点を、熟知した上で運用していけば、決して高いハードルではありません。

今お持ちの不安や心配が、安心に変わるよう初心者の方でもわかりやすく詳しく解説しています。

超低金利時代…資産運用に興味を持たれた方なら、一度は耳にしたことのある言葉だと思います。

銀行に預けていても増えない。

定期預金が塩漬けになったままになっている。
せっかくの資産がもったいない。
こう思われている方も年々増えてきています。

そんな時代の中で資産運用が注目されています。

これまで日本人は真面目な気質から、しっかりと銀行に預けておけば安心という考え方が、一般的で資産運用は一部の高額所得者のものというイメージがありました。

海外の投資家の比率と比べてみても日本人の投資家の比率は低かったのも事実です。

ところが近年、個人投資家の数は年々、増加傾向にあります。

これには様々な要因があります。

日本の銀行が超低金利（０．５%未満）時代を迎え定期預金による資産の増加が厳しく、またそれが長引いていること。

インターネットの普及が進みネットから証券の取引など、誰もが手軽に行いやすくなったことなどが挙げられます。

資産は運用することで増える。
こうした新たなイメージがすでに定着しつつあるのです。

この本を手にされた方も、資産運用について始めてみたい、もっと知りたいと思われているのだと思います。

資産運用の場合はしっかりと学び、資産管理を行う意識を育て購入までの流れなどの、基礎的な知識を身に着ければ決して高すぎるハードルではありません。

本書は資産運用を始めたばかりの方、資産運用をこれからしてみたいと思われている方に、一般的な資産運用の方法を、わかりやすくご紹介するために書きました。

ご紹介する内容は株式投資、投資信託、FX、iDeCo、NISAなど、始めやすく誰でも一度は聞いたことがある資産運用の種類ばかりです。

これから資産運用を始めたい方の、ご一助になればと願い、特徴や買い方売り方、メリットにデメリットなどシンプルな説明に努めました。

資産運用に正解はありません。
また、ギャンブル的に資産運用を決めつけるのは間違いです。

自己資金をしっかりと管理し、安定した資産管理の中で行う、資産運用はむしろ資産についての自己意識の変革をもたらしてくれます。

大切なのはお金（資産）としっかりと向き合うこと。

資産運用の効用は、皆さんのお金に対する考え方を変えてくれることにあるのかもしれません。

資産運用の入口に立った皆さんに資産運用の世界をご紹介していきます。