想い: 下巻父が最後にくれたもの

上巻　”父を想う”の続編
父の生き様と死を通し、共に過ごした日々を、長い年月を超えて、一つ一つ振り返る。
ずっと向き合う事が出来ずにいた記憶を、言葉に紡ぎ表現していく事で、心の中が整理され、
いつの間にか悲しみが、別の次元の想いに昇華させられていった。

ありふれた一つの家族の物語ではありますが、父が最後にくれた美しいもの、大切な記憶を書き留めた、
作者にとって宝物の様な物語です。
たとえ一人でも、同じ様な答え合わせの出来ない、重たい荷物を抱えていらっしゃる方の、
何らかの前向きな材料（メッセージ）になれたなら、嬉しいです。