私、スイミーになりたかったんだ。: ４０からでも大丈夫！応援しあえる仲間のつくり方

40歳をすぎた頃、私は人生で最悪の時、光の見えない真っ暗闇の海の底にいるようで、その当時の私は10年後の今の自分が、こんなに毎日を楽しんで幸せを感じて生きているとは想像もできませんでした。この本で私の物語は、絵本『スイミー』と重ねて、進んでいきます。スイミーは、いつも人と比べて、自分に劣等感を抱いてきた少し前までの私、そしてその後心理学を学んで、たくさんの新しい仲間に出会い、こわいながらも励ましあって一緒に前に進んできた自分の姿に重なったのです。それで、初出版する本のタイトルを考えた時に、浮かんできたのがこの『スイミー』の物語。この本は、生きづらかった以前の私のように、自分をちっぽけな弱い存在だと思っているあなたが、そのままの自分の存在にOKを出して、仲間とつながっていこうと勇気を出すきっかけになればと思い、書きました。この本を読んで、スイミーのように、自分の人生を仲間と一緒にのびのびと泳いでいきましょう。

目次
はじめに
第１章　仲間と一緒に楽しく暮らしていたが、ひとりぼっちになってしまう
　第１節　のびのびと育った小学生時代まで
　第２節　自分が出せなくなった思春期
　第３節　好きなことを学ぶため外の世界へ
　第４節　限界を感じた社会人生活
　第５節　転勤がきっかけで真っ暗な場所でひとりぼっちへ
第２章　大きな海へ泳ぎだし、たくさんの綺麗なものを見つけた
　第１節　カウンセリング
　第２節　感謝の気持ちから人への興味へ
　第３節　愛は与えれば与えるほど増える
　第４節　さらに広い世界へ泳ぎ出した
第３章　みんなで大きな魚になって泳ぎだした
　第１節　喫茶店オープンへの葛藤
　第２節　覚悟を決める
　第３節　夢の実現
第４章　応援しあえる仲間の作り方
　レッスン１
　レッスン２
　レッスン３
　レッスン４
　レッスン５
　レッスン６
おわりに
著者プロフィール