著者:ミズキ図書館
ページ数:44
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免疫力 Part3 「栄養医学会からの最新情報」
ウイルス対策に必須!コロナに負けない身体作りを学べる教科書
感染症やガンの予防・重症化防止のためには、日頃の生活習慣によって自然治癒力を高めておくことが重要です。
この自然治癒力という能力は基本的に誰に でも備わっています。
しかし、精神的・肉体的ストレスや、加齢、乱れた生活習慣、偏った食生活などが原因で、この治癒システムがうまく機能しなくなることがあります。
これは言い換えれば、生きるために必要な「免疫力」が機能不全を起こした状態です。
さらに、免疫力だけでなく、生きるための「エネルギーをつくる能 力」も低下した状態と言えます。
本題に入る前に、本書のキーワードとなる「免疫力」と「エネルギーをつくる能力」について解説します。
この基本をしっかり理解す ることで、免疫力を高める方法をより効果的に実践することができるようになります。
「免疫力」とは 免疫力とは感染症やがんを予防したり治癒したりする能力です。
この能力は、自律神経と白血球がコントロールしています。
ストレスを抱えて自律神経の1つで ある交感神経が緊張すると、顆粒球が増えて、活性酸素も増え、血流障害や組織破壊が起きます。
その結果、病気になります。逆に副交感神経が優位になる と、白血球の中で最も免疫力を発揮するリンパ球が増加し、感染症やがんの予防・治癒能力が高まります。
「エネルギーをつくる能力」とは エネルギーをつくる能力は、細胞内のミトコンドリア系と解糖系という2つのエネルギーシステムによって成り立っています。
免疫力と同じように、ストレスが溜ま ると血流障害が起きて、低体温や低酸素状態になり、2つのエネルギーシステムの機能が低下します。
その結果、エネルギー不足になって元気がなくなり、免疫 力が低下します。
このように、よほど感染力の強い細菌・ウィルスを除いて、ほとんどの病気は無理な生活やストレスなどが原因で、「免疫力」や「エネルギーをつくる能力」が低 下して起きるのです。
残念ながら、現代社会で生きる多くの人が、こうした病気の根本的な原因を無視して、はじめから薬に頼り、症状を薬で抑えようとします。
これでは本末転倒で す。
薬を使っても、根本的な生き方を変えない限りは「免疫力」が十分に機能しません。
それどころか、薬を使うと、血流障害が起き、病状が悪化しかねません。
そのため、よくない生活習慣を改め、疲れをためない、ストレスをためないことが重要です。
本書では、生活習慣を根本的に改善する方法を、「免疫力」と「エネルギーをつくる能力」のメカニズムを基本軸として、科学的根拠にもとづいて解説していきます。
【第1章】予防・治療の基本 血圧の薬(降圧薬)は安易に飲まない
◇血圧のメカニズム 血圧は刻々と上昇・下降を繰り返しています。これは体にとって当たり前の反応で、立ち上がったり、歩いたり、作業をしたりと、日常の様々な活動を支えるた めに◇降圧薬の危険性
● 持病に循環器疾患がなければ、安易に降圧薬を飲まない。
● 頻繁に血圧を測定しない(ストレスになるため)。
● 無理な生活やストレスの多い生活を改める。
◇降圧薬はどう減らすか
★便秘で免疫力が低下する
◇便秘の原因はストレス
◇便秘薬の危険性
◇便秘を改善する方法
【第2章】食習慣を整える
★腸内環境を整えると免疫力が高まる
◇腸管は免疫力の中心臓器
◇乱れた食生活で免疫力が下がる
◇腸内環境を整えて免疫力を上げる
◇和食で免疫力が上がる
★少量の嗜好品で免疫力が高まる
◇緑茶の健康効果
★肥満は免疫力を低下させる
◇中年以降は少食に切り替える
◇病気の時は無理に食べない
【第3章】生活習慣を整える
★睡眠不足で免疫力が低下する
◇なぜ睡眠不足で免疫力が低下するのか
◇質のいい睡眠を7時間±30分がベスト
◇より効果的に睡眠をとる方法
★ 運動不足で免疫力が低下する
◇なぜ睡眠不足で免疫力が低下するのか
◇より効果的に運動する方法
【第4章】性格と考え方を見直す
◇ストレスで免疫力が低下する
◇笑いで免疫力が高まる
◇感謝で免疫力が高まる
【著者:ドクター塚本】
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