著者:土屋美果
ページ数:135
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北海道のオホーツク地方で生まれ、暮らしています。幼い頃からのんびりしていて運動も苦手でした。徐々に筋力低下をしていくのを感じた20代の終わりに【肢帯型筋ジストロフィー】と診断され、進行が進むにつれて杖を使い始めました。そのうち一本では不安定になり二本に増え、車の運転や乗り降りが危うくなり2020年の秋に車を手放す決意をしました。
田舎暮らしにとって車のない生活はとても不便を感じます。病気の進行と向き合うことはいろいろな面で日常的にしていますが、この時の決断はとても悩み、辛かったことのひとつです。
車を手放してから、部屋の窓から外を眺めていて、ふと「電動車椅子があれば一人で好きな時に出かけられるかもしれない」と頭に浮かび、2021年の春に電動車椅子をお迎えしました。
今まで味わうことのできなかった景色をゆっくりと眺めることで、太陽のぬくもりや風を感じることが心地よく、見慣れた街並みの中に美しく彩られた世界が広がっていることに気づくことができました。
電動車椅子に乗って自宅から半径2kmのお出かけの中で私が心を動かされ、切り取ったセカイを写真とともにその時感じたことをこの一冊に綴りました。
今後、続編も出版を予定しています。
田舎暮らしにとって車のない生活はとても不便を感じます。病気の進行と向き合うことはいろいろな面で日常的にしていますが、この時の決断はとても悩み、辛かったことのひとつです。
車を手放してから、部屋の窓から外を眺めていて、ふと「電動車椅子があれば一人で好きな時に出かけられるかもしれない」と頭に浮かび、2021年の春に電動車椅子をお迎えしました。
今まで味わうことのできなかった景色をゆっくりと眺めることで、太陽のぬくもりや風を感じることが心地よく、見慣れた街並みの中に美しく彩られた世界が広がっていることに気づくことができました。
電動車椅子に乗って自宅から半径2kmのお出かけの中で私が心を動かされ、切り取ったセカイを写真とともにその時感じたことをこの一冊に綴りました。
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