著者:大島友明
ページ数:110
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本書は、Node.js を使って Adobe InDesign 用の ExtendScript を開発する入門書です。ハンズオン形式の小さなプロジェクトを通じて ExtendScript の開発に Node.js を使うことで次のような利点があることを説明します。
- スクリプトをモジュールに分割できること
- Underscore.js, JSON2 など一部の既存ライブラリを ExtendScript として使うことができること
- モダンな JavaScript 記述を使うことができること
- クライアント/サーバ方式にすることで、サーバ側は ExtendScript の制約なしに開発できること
【対象読者】
JavaScript の知識があることを前提にしています。 スクリプトの実行は Visual Studio Code、その他の操作はターミナルを使用したコマンドラインインタフェースで説明します。 ターミナルは、macOS では標準アプリの「ターミナル」、Windows 11 では「WSL(Ubuntu)」を使うことを前提とします。本書は次のような読者を想定した内容です。
- ウェブ開発等のJavaScript経験者でこれからExtendScript開発を行う人
- ExtendScriptの経験がありモダンなJavaScript記述方法を使って生産性アップしたい人
【概要】
- 1章 はじめに
- 本書の概要を説明します。
- 2章 hello-world プロジェクト
- VisualStudio Code を使って ExtendScript を実行する方法を説明します。
- 3章 say-hello プロジェクト
- Node.js を使って ExtendScript を生成する方法を説明します。その過程で、モジュールのつくり方と webpack,Babel を使ったバンドル方法を説明します。
- 4章 my-underscore プロジェクト
- Underscore.js を ExtendScript から利用する方法を説明します。
- 5章 my-json プロジェクト
- JSON2 を ExtendScript から利用する方法を説明します。JSON2 を使うことで ExtendScript でも JSON.parse(), JSON.stringify() に相当する機能を利用できるようになります。
- 6章 my-ind プロジェクト
- InDesignドキュメントを生成する方法を説明します。また InDesign ドキュメントを生成するスクリプトをモジュールにして、これ以降でそれを再利用できるようにします。
- 7章 my-calendar プロジェクト
- InDesignドキュメントでカレンダーを生成するアプリケーションを実装します。カレンダーを生成するための各機能をモジュールにして、これ以降でそれを再利用できるようにします。
- 8章 my-calendar-server プロジェクト
- 7章で実装したアプリケーションをクライアント/サーバ方式にリファクタリングします。8章はそのサーバ部分を実装します。
- 9章 my-calendar-client プロジェクト
- 7章で実装したアプリケーションをクライアント/サーバ方式にリファクタリングします。9章はそのクライアント部分を実装します。
- 10章 付録)ツールのインストール
- 本書で説明する開発に必要なツールのインストール方法を説明します。
シリーズ一覧
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