著者:大島友明
ページ数:110

¥500¥0

本書は、Node.js を使って Adobe InDesign 用の ExtendScript を開発する入門書です。ハンズオン形式の小さなプロジェクトを通じて ExtendScript の開発に Node.js を使うことで次のような利点があることを説明します。

  • スクリプトをモジュールに分割できること
  • Underscore.js, JSON2 など一部の既存ライブラリを ExtendScript として使うことができること
  • モダンな JavaScript 記述を使うことができること
  • クライアント/サーバ方式にすることで、サーバ側は ExtendScript の制約なしに開発できること

【対象読者】
JavaScript の知識があることを前提にしています。 スクリプトの実行は Visual Studio Code、その他の操作はターミナルを使用したコマンドラインインタフェースで説明します。 ターミナルは、macOS では標準アプリの「ターミナル」、Windows 11 では「WSL(Ubuntu)」を使うことを前提とします。本書は次のような読者を想定した内容です。

  • ウェブ開発等のJavaScript経験者でこれからExtendScript開発を行う人
  • ExtendScriptの経験がありモダンなJavaScript記述方法を使って生産性アップしたい人

【概要】

  • 1章 はじめに
    • 本書の概要を説明します。
  • 2章 hello-world プロジェクト
    • VisualStudio Code を使って ExtendScript を実行する方法を説明します。
  • 3章 say-hello プロジェクト
    • Node.js を使って ExtendScript を生成する方法を説明します。その過程で、モジュールのつくり方と webpack,Babel を使ったバンドル方法を説明します。
  • 4章 my-underscore プロジェクト
    • Underscore.js を ExtendScript から利用する方法を説明します。
  • 5章 my-json プロジェクト
    • JSON2 を ExtendScript から利用する方法を説明します。JSON2 を使うことで ExtendScript でも JSON.parse(), JSON.stringify() に相当する機能を利用できるようになります。
  • 6章 my-ind プロジェクト
    • InDesignドキュメントを生成する方法を説明します。また InDesign ドキュメントを生成するスクリプトをモジュールにして、これ以降でそれを再利用できるようにします。
  • 7章 my-calendar プロジェクト
    • InDesignドキュメントでカレンダーを生成するアプリケーションを実装します。カレンダーを生成するための各機能をモジュールにして、これ以降でそれを再利用できるようにします。
  • 8章 my-calendar-server プロジェクト
    • 7章で実装したアプリケーションをクライアント/サーバ方式にリファクタリングします。8章はそのサーバ部分を実装します。
  • 9章 my-calendar-client プロジェクト
    • 7章で実装したアプリケーションをクライアント/サーバ方式にリファクタリングします。9章はそのクライアント部分を実装します。
  • 10章 付録)ツールのインストール
    • 本書で説明する開発に必要なツールのインストール方法を説明します。

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