著者:石津博
ページ数:105

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満州、とくに大連での生活についての父の遺稿を整理してまとめた。
Kindle Unlimitedで読むことを想定。
以下のような点について多少は公開する価値があるかと思った。
・建築家的な視点での大連のさまざまな描写。(父は、その後一級建築士の資格を取得。山口県の建築士会会長も務めていた) 家の壁の厚さの記述などは興味深かった。
・コンクリート船というもの。この手記で初めて知った。父は自分が関わったのでその後どうなったか興味が有ったのであろうか、新聞の切り抜きも残していた。
・満洲での学徒動員、進学事情など。
・単純に、当時の満鉄関係者の家族の生活、学校、現地の食べ物事情についての(記憶のフィルターは多少かかっているだろうが)1次情報。
・マスコミや識者がステレオタイプ的に流す当時の日本軍の教育への介入に対して、実体験者としてはどうであったのか、どう感じていたのかの一例として。
・敗戦時、動員されていた吉林から大連に逃げ返るところなど、読み物としてもなかなかスリルがある。

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