著者:多部良 蘭沙
ページ数:78
¥99 → ¥0
他、掛け子が相手の口車に乗せられてしまう様を台本形式で表した『折れ居れ詐欺』と、金しか信じられない男が正真正銘の〝金の生る木〟を手に入れてしまう『果音(かね)の鳴る木』を収録。スッキリ短かく読める三本立て!
(400字詰原稿換算枚数 75枚)
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本書はつぎのような方にオススメします
・長編は読みたくない、又は読んでいる時間がないという方
・シニカルな物語をお求めで、悪者の視点から描いたものを望まれている方
・かといって犯罪者がのさばるのは不快だ。どこかで正義は果たされて欲しいと感じている方
・意外な結末を望まれる方
・商業出版された有名作家の作品に飽きてしまい、冒険を望まれる方
・作者の情熱が感じられる作品に触れてみたいとお考えの方
・適度に独創性があり、この作者ならではの世界観をお望みの方
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著者紹介
二十歳から小説を書き始め、これまで執筆した作品は二十本以上。その大半が長編という文筆家だが、今回は初めて短編出版に挑戦した。毎日、小説を書くことにエネルギーを費やしているが、印税生活を夢見たことは一度もない。「金銭を得る手段として作品を書いているのではない。ただ、ひたすら書きたくて書いている」のであり、「商業主義に身を落とした作品は、もはや文学ではない」が信条。よって、売れ筋の小説はほとんど読まないが、かといって娯楽性をないがしろにはしない。
「読者に楽しく読んでもらえそうにない作品は、けっして出版いたしません」
作家ネームは、ラテン語のtabula rasaに由来し、その意味は、〈何も書かれていない石版〉すなわち〈白紙〉を意味する。「私にとって小説とは、何も書かれていない紙に自由に書いていいもの」の意。
シリーズ一覧
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