著者:中丸輝太
ページ数:49

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抗がん剤治療に伴う副作用発現はほぼ必発です。
2人に1人はがんにかかる時代、抗がん剤治療を行う人が増えていますが、その副作用に悩む、苦しむ人も増えています。
副作用は脱毛や倦怠感(疲労)など対応が難しいものもあれば口内炎のように予防することで重症化を防ぐことができるものもあります。
また、骨髄抑制(白血球減少により感染し易い状態になることや、血小板減少による出血しやすい状態)は回避できないものの、日常生活の注意で感染リスクや出血リスクを最小限に抑えることができます。
自分が行う抗がん剤治療によってどんな副作用が起き、また起きやすいのかをしっかり理解したうえで、まずは「予防」に務めます。そして副作用が出てからも早めに「対処」することが副作用の重篤化を防ぎ、抗がん剤治療そのものをうまく継続していく上でのカギとなります。実際の患者さんでは抗がん剤がよく効いているのに副作用のせいで抗がん剤治療ができない、、、なんていうこともしばしばあります。これは非常にもったいないことです。抗がん剤も年々進歩してその種類や組み合わせのバリエーションが増えて、治療効果が上がってきています。ただ、使える抗がん剤や治療法は無限ではないので、普段の心がけでの予防でコントロールできるはずの副作用がひどくなって治療継続できませんという事態だけは避けなければいけません。最終的に困るのは自分自身なのです。
本書では実際に多くの患者さんが困っている5つの副作用(口内炎・皮膚障害・骨髄抑制・便秘・下痢)の症状に対する予防(習慣)と対処法を詳細に解説します。また、それぞれの副作用に対してお勧めできる商品をランキングにして紹介、明日から自分でできる副作用対策でがん治療をうまく継続していきましょう。

〇口内炎(口腔粘膜炎)に対しては以下を詳細に解説
1.飲食物の工夫
2.うがい
3.歯磨き

〇皮膚障害に対しては以下を詳細に解説
1.皮膚乾燥
2.色素沈着
3.爪障害
4.手足症候群

〇骨髄抑制に対しては以下を詳細に解説
1.うがい・手洗い
2.入浴・シャワー
3.陰部を清潔に保つ
4.ペットとの関わり
5.食事

〇便秘に対しては以下を詳細に解説
食事の工夫・日常生活での対処法

〇下痢に対しては以下を詳細に解説
食事の工夫・日常生活での対処法

実際に患者さんが困っている主要な5つの副作用の予防と対策は是非習慣づけて実践してみて下さい。
予防を負担に感じるのではなく、習慣付けましょう。副作用をうまくコントロールして抗がん剤治療をうまく継続していきましょう。
市販薬も無駄にいろいろ買う必要はありません。本書でのお勧め品を参考にしてみて下さい。
約18000字の書籍です。

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