著者:blanco
ページ数:125

¥480¥0

■本書は、経理実務に関する同人誌です。
■想定読者は、手を動かしてExcelでガリガリとデータ集計・分析を求められる経理若手社員です。

■本書では、どの部門で・どの費目で・いくら発生したかを比較分析する単純な金額差異分析において「いかに速く費用の多寡の要因・原因にたどりつくか」を追求するための、発生費用の集計から予実差異分析までの業務フローパッケージを紹介し、解説しています。詳細は目次をご参照ください。

■紹介する手法の特徴は、(1)データ集計に関数ではなくPivot Tableを活用すること、(2)データ収集・整形・統合にPower Queryを活用すること、という2点です。ただし、Pivot TableとPower Queryについての機能説明は必要最小限にとどめ、「経理実務においてそれらを使ってなにができるか」を簡潔にイメージできるようになることに重心を置いています。本書をきっかけにそれらの機能に関心を持たれましたら、巻末参考文献の基本書にすすんでください。

■本書では2022年1月時点のMicrosoft 365のExcelを用いて操作方法を解説しています。

■目次
 Step1 -Pivot Tableを使った費用分析-
  ▼Step1のまとめ
  ▼Pivot Tableとは
  ▼Pivot Tableの中で行われること
  ▼Pivot Table作成上の注意点
  ▼会計システムからデータを出力する
  ▼Pivot Tableを挿入する
  ▼Pivot Tableをさわってみる
  ▼ドリルスルーで内訳データを表示する
  ▼SUMIF、SUMIFS集計との違い
  ▼Step1のおさらい

 Step2 -実実差異分析・予実差異分析-
  ▼Step2のまとめ
  ▼サンプルデータを準備する
  ▼Pivot Table上で並べて差異をとってみる
  ▼もっとスマートに差異をとる方法を考える
  ▼集計フィールドを使用する準備
  ▼集計フィールドによる演算
  ▼基準期、分析期の変更
  ▼予実差異分析の方法
  ▼Step2のおさらい

 Step3 -予算データの収集方法-
  ▼Step3のまとめ
  ▼予算立案者のための過去実績資料
  ▼Power Queryとは
  ▼Power QueryとVBA・マクロの違い
  ▼Power Query (1)予算データの形式と最終ゴール
  ▼Power Query (2)予算データの取得
  ▼Power Query (3)予算データの整形(ベーシック)
  ▼Power Query (4)予算データの整形(テクニカル)
  ▼Step3のおさらい

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