著者:文学
ページ数:44
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この文章を出版するにあたって、二ヶ月で終わらせる筈が実際三ヶ月以上かかった。
最近思うのだが、自分はもっと文章を書く事に集中しなければならない。
文章を書く事は、片手間でできる事ではないようだ。
最近思うのだが、自分はもっと文章を書く事に集中しなければならない。
文章を書く事は、片手間でできる事ではないようだ。
何だかんだで少しずつ、生きる為には書かなければならなくなって来た。
自分にとって文章を書く事が生きる事ではないのならば、ある意味この草稿も捨ててしまえばいいのだ。
この草稿を出版するという事は、つまりそういう事だ。
随分長い間、問題を先送りにして来た。
この辺り(四四歳)が、限界のようだ。
この本は特に渾身の一作という事ではなく、自分が人生の一時期こういう事を考えていたという事でしかないのだろう。
結局自分は、統合失調症の当事者である。
自分はその事を書いていて、統合失調症の当事者(のうちの一人)がどんな事を考えているか知りたい人がいるのならば、読んでみても損はないと思う。
目次
はじめに
1 頑張らない
再発が怖い
初診以前の感覚
2 だらだら生きる
緊張感があり過ぎる
緩く持続する、やる気と集中力
3 眠る為に生きている
食べる為にではなく
実際、そんなに眠っていないかも
4 他人中心ではなく、自分中心
他人は、思い通りにはならない
自分は、自分
5 人生は、博打である
博打自体には、興味がない
人生という博打を極める
6 障害はネタである
芸人とか、道化師とか
障害は、おいしい
あとがき
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