著者:株式会社GGトップ
ページ数:94
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近年、企業でもSRE(サイトリライアビリティエンジニアリング)の導入の検討、もしくは既に導入してそのビジネスに効果を見出すところも出てきています。SREは元々Google社が自分たちのサービス投入サイクルを安全かつ迅速にするために開発された手法のひとつです。
例えば今あなたが運用管理の責任者で、運用チームメンバー5名、サーバー4台でなんとか稼働しているサービスが2年後には20倍の利用者増に対応しなければならない状況に直面した場合どうしますか。まずはチームメンバーを2年間でいかに5名から50名に、サーバーを80台にすることを考えるのではないでしょうか。2年後はなんとかそれを実現できたとしても、ただでさえ優秀なエンジニアを採用することが難しい状況で、この先ずっとこのやり方で対応するのは不可能だということは容易にわかります。それをGoogleではこのSREという考え方により非常に合理的かつ実践的に現在のスケーラビリティを保持しながら、毎日多くのサービスをリリースしつづけ、全世界20億人以上のユーザーにサービスを提供し続けています。
SREは決してGoogleだけでしか通用しないというものではなく、クラウドを利用して開発、リリース、保守管理をしている企業やエンジニアにとっても非常に参考になる考え方です。現在DevOpsなどを担当もしくはリードしている方はもちろん、実際にコードを書きアプリケーションを開発しているエンジニアの方、またプログラミングや開発経験のない方にもわかりやすくSREという新しい考え方を理解していただける内容になっています。
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