【無料で読める】わたしのお仕事何にする？: 自分の想いに気付くまでのわたしの１２ＳＴＥＰ

Ｋｉｎｄｌｅ出版プロデューサーのUmi（ウミ）と申します。
この度は、数ある電子書籍の中から本書を手にとって頂き本当にありがとうございます。

この本を手に取ったという事は、あなたは今仕事選びに悩んでいるのでしょうか。
悩みますよね、仕事選び。
今の仕事を続けていくべきかどうか、新しい仕事はどんな条件を優先するべきなのか。
環境や状況によって優先すべき条件は違い、また変化していくものです。
同じ仕事がずっと変化していく状況に合い続けるという事は、きっと本人の努力か奇跡なんだと思います（めちゃくちゃ良い会社という場合もありますね、幸せなことです）。

わたしは現在、高校生の息子を育てるシングルマザーです。
母になってから、わたしは８回の転職を経験しました。

子どもが産まれて母になると、それまでと優先順位や常識がガラッと変わってきます。
けれど、自分も母になりたてなので、その状況に合わせる事がなかなかできなかったりしますよね。

「子どものために」と頑張りすぎて自分を疎かにしたり、「自分も大事に」と突き進むと、母としての自分が苦しくなったり。
そんな事を繰り返しながらも、わたしは自分の夢中になれる仕事をずっと求めていました。
けれどわたしの大きな問題は、その「夢中になれる事」が何なのかが、ずっと分からなかったという事です。

仕事を「楽しい！」と感じる瞬間って、おそらく自分の中の何かしらの欲求を満たしてくれている瞬間だと思うんですよね。
この瞬間のために、様々な苦労も乗り越えられる、という力が湧いてくるような喜びだと思います。
わたしにとって、この感覚を味わうことはけっこう重要な事だったりします。
でも自分にとってのそれが何なのかってことを、分かっている人ばかりじゃないと思います。

学生の頃から、「この仕事に就く」と決めている人を見かけると、本当に凄いなあと思っていました。
世の中に、まだ知らない仕事だっていっぱいあるのに、それでも「これだ！」と思えるものを学生の内から見つけられるなんて、正直わたしからすれば奇跡です。

「こんな仕事がしてみたい」や「こんなことが楽しそう」など、イメージすることは出来ても「この仕事」と言い切れるものを見つけられない。

「本当にこれでいいの？」
「ずっとこの仕事をして生きていくの？」

自分にそう問いかけた時、「ｙｅｓ！」と胸を張れない。
ぴったりと当てはまる感覚にならないことに、わたしはずっと悩んできました。
その結果が、８回の転職という形で表れています。

そんな私は現在、やっと自分がどんな事に喜びを感じ、どんな仕事を求めていたのかに気付く事ができました。
ここに辿り着くまで、同じようなことを繰り返してぐるぐるしていたなと思っていたのですが実はそうでもありませんでした。
ほんの少しずつ変化していて、着実に今の答えに向かってステップアップしていたのです。

本書は、その軌跡をわたしの当時の想いと共に辿っています。
もしもあなたが今、仕事選びで迷っていたり、悩んでいたりするのなら、ぜひ本書で一緒にわたしの軌跡を辿ってみてください。

そこにはあなたと同じ気持ちや悩みがあるかもしれないし、思わずツッコみたくなるほど下らないと感じることがあるかもしれません。
どんな感情であれ、わたしの経験を共有することで、あなたが自分自身を振り返り、あなたの望みや想いに気付くきっかけになれれば嬉しいと思っています。

今回、本書をご購入いただいた方限定で【自分の気持ち深掘りワークシート】のプレゼントをご用意しました。

わたしと同じように、自分の好きなことや求めていることがよく分からないという方は、ぜひこのシートを使って書き出すことでご自身の想いを見つけ出してください。

目次

　はじめに

　第一章　わたしの好きなもの

　　いつか巡り合う転職

　　step1.　伝える、伝わる、変化する　【ファーストフード店】

　　　　1.ごめんなさい、スタートラインにたてません

　　　　2.ファーストフード店という職場

　　　　3.「好きなこと」ってこういうこと？

　　　　4.「なるほど」という気持ち

　　　　5.これこそ天職

　　　　6.母としての選択

　　step2.　人の興味をひく工夫　【調剤薬局事務】

　　　　1.母として満足のいく環境

　　　　2.調剤薬局事務という仕事

　　　　3.新しい「好きなこと」との出会い

　　　　4.理想の条件の代償

　　　　5.わたしの「幸せ」と子どもの「幸せ」どちらも大事

　　step3.　様々な役割　【ホテルスタッフ】

　　　　1.ホテルスタッフという仕事

　　　　2.夢中になれても満たされない

　　　　3.幼少期の記憶

　　step4.　「好き」を楽しむ後姿　【カフェ手伝い】

　　　　1.一石三鳥の妙案

　　　　2.母として見せたいうしろ姿

　　　　3.何を大切にするかということ

　　step5.　課題発見　【添乗員（ツアーコンダクター）】

　　　　1.添乗員という仕事

　　　　2.遣り甲斐のある仕事

　　　　3.決定的に足りないもの

　　　　4.拭えない罪悪感

　第二章　わたしの望むもの

　 　step6.　向き合う力　【体操教室インストラクター】

　　　　1.夢のような理想の条件

　　　　2.自信が持てない研修期間

　　　　3.避けて通れないオープニングスタッフの役割

　　　　4.制御できない感情との出会い

　　step7.　新たな選択肢　【貴金属買取店】

　　　　1.貴金属買取スタッフという仕事

　　　　2.「現在」だけを見つめて

　　　　3.風向きが変わる時

　　step8.　自由な未来　【職業訓練】

　　　　1.身につけるべき資格は何か

　　　　2.職業訓練校での生活

　　step9.　社会人として　【制作会社】

　　　　1.惑う心

　　　　2.突き付けられた未熟さ

　　　　3.制作会社総合職という仕事

　　　　4.断崖絶壁

　　step10.　強い想い　【起業家セミナー】

　　　　1.導かれるような出会い

　　　　2.たったひとつ「これだ」と言えるもの

　　step11.　解決力　【販売員】

　　　　1.ようやく気付いた自分の欲求

　　　　2.「人材育成」という名の呪縛

　　step12.　人に寄り添う　【kindle出版プロデューサー】

　　　　1.新しい扉を開ける時

　　　　2.自分ひとりでは辿りつけなかった想い

おわりに

著者プロフィール