著者:成島拓
ページ数:101
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本書で提案するのは、自由で安定したライフスタイルを実現する『ハイブリッド起業戦略』。つまり、会社員と個人事業主としての活動を両立させながら、自由と安定の良いところ取りをして、一石二鳥で理想のライフスタイルを実現していくための方法です。
ここでは、会社員を手放さなくても、本業の倍以上、副業収入を稼ぐための道筋もお伝えしていきます。ですので、巷によくある副業を推奨する本とは違います。
本業の会社員としての仕事に支障が出ない形で、
無理なく継続して月収30万円以上稼ぎ、
会社員としての安定と、個人事業主ならではの自由を両立させる。
そして、さらに高みを目指すなら、副業のまま月収300万円以上を稼いで豊かなライフスタイルを実現する。
これらを可能にするビジネススタイルを確立する方法をご提案しています。
元々、私はメガバンクの法人営業としてキャリアをスタートしました。そこから出版社のマーケターとして転職し、今では既存事業のマネージャー、新規事業のリーダー、そして採用活動や社内教育の人事領域を含め複数のプロジェクトを回しております。
入社後、3年連続3億円超とトップセールスにまで昇りつめ、9年たった今では累計の個人売上が25億円を突破しました。
その上で、個人ではコンテンツプロデューサー、マーケティングコンサルタント、副業ストラテジストとして「顔出しなし」で情報発信をしながら活動をし、会社員を手放すことなく、年収を倍々ゲームのように増やしてくることができています。
これだけ聞くと、
「マルチプレイヤーですね‥‥‥。」
「会社員だけで十分じゃないですか?」
「こんなに両立できるのは成島さんだからでしょう?」
と思われたかもしれません。
ですが、決して私は“天才”なんかではありません。嫌味でもなく自分のことを「凡人」だと思っています。
そう言えるのも、私の大学時代にとある企業の最終面接で、面接官に言われた言葉があるからですが(それは後述します)、実際、一般的なサラリーマン家庭で育ち、着実に進学し、大学まで卒業し、就職し‥‥‥という時点で、どこにでもいる普通の人と変わりありません。
ただ、あえて人と違うところを挙げるとするなら、
【常に戦略的に人生を歩んできた】
ということ。
今でこそ、会社員と副業を両立させるビジネスモデルと起業戦略を提案していますが、元々は1社目のメガバンクに就職を決めた当時から「いつかは独立起業する」ことを視野に動いていました。
新卒1年目から副業活動をしており、営業代行、スマホ転売、ネットワークビジネス、民泊などなどさまざまなスモールビジネスも経験してきました。
当然、全てがうまくいったわけではありません。
「これは自分には向かないな‥‥‥」と感じて損切りしたものもたくさんあります。
たくさんやっているかのように見える副業活動ですが、実はトライ&エラーの結果残ってきたものです。メガバンクに入社した1年目から時間をかけ、密かにコツコツと行ってきました。
では、具体的に私成島は、どのようなトライ&エラーを繰り返してきたのか?
自己紹介がてら、早速第1章から時系列にご紹介していきます。
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