著者:Beauty Body Smell Research
ページ数:66
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口臭についてまったく気にしたことがないという人は、おそらくいないのではないでしょうか。
それくらい口臭というのは、日常生活で重要な要素となっています。
その証拠のひとつに、巷には口臭ケア商品が数多く出回っています。
私も数々の口臭ケア商品を購入して実際に試してきましたが、本当に効果のあったものは全体の1割にも満たない程度でした。残りの9割は仰々しいCMや宣伝文句を謳っているにも関わらず、ほとんどあるいはまったく効果のないものばかりでした。
今現在の口臭ケア商品マーケットを見ていても同じように思います。みなさんも少なくともひとつ、あるいはいくつかの商品を試してみて、あまり効果を実感できなかったことも多いのではないでしょうか。
企業が利益を得たい気持ちはわかりますが、大して効きもしない口臭改善アイテムや口臭改善法が巷に溢れかえり、本当に効果のある方法が埋もれてしまうのは本意ではありません。
本書では、口臭をなくす方法を一般的な方法からディープな方法まで数々試してきた中で、即効性があって本当に完全に口臭がなくなる方法を紹介します。
併せて、試してみたけれど役に立たなかった口臭ケア商品や口臭予防法についてもシビアに評価したいと思います。
恋人、友人、家族、仕事相手など相手が誰であっても、対人でコミュニケーションを取る時は少ならからず口臭を気にしてしまうものです。自分の口臭が気になっていると、近距離で会話をする際にも怯んでしまいます。
あるいは近距離で会話をしていて、相手の口臭が気になったこともあるでしょう。
本書で紹介する口臭改善方法で、どれだけ近接していても一切口臭を気にする必要がなくなります。
そしてタイトルのとおり、モテる人=口臭のない人です。
口臭がまったくなくなると恋愛や仕事のみならず、あらゆる対人シーンにおいて印象が良くなります。
ご自身で試していただいて完全に口臭がなくなった後は、身近で口臭が気になる方にもさりげなく本書の内容を伝えてみてあげてください。
自分もまわりも口臭がまったくなくなると、日常のストレスがひとつなくなります。
それでは、早速始めてみましょう。
<目次>
はじめに
第1部 口臭をチェックする
口臭は「気にしすぎ」ではない
①マスクでにおいをチェック
②よだれを嗅いでにおいをチェック
第2部 口臭の原因部位を理解する
口腔
鼻腔
咽喉
舌
歯間
内臓(?)
第3部 口臭をなくすアイテム
イソジン(うがい薬)
鼻うがい
おすすめの歯磨き粉
おすすめの歯ブラシ
ジェットウォッシャー
乳酸菌:ビオフェルミン
第4部 口臭を完全になくす方法
①イソジン鼻うがいで鼻腔・咽喉のにおいをなくす
②イソジンで口腔・歯間・舌・咽喉のにおいをなくす
③舌ブラシではなく歯ブラシで舌の汚れを落とす
④歯磨きで磨くべき部分
⑤口をゆすぐ時はマウスウォッシュではなく歯磨き粉を使う
⑥親知らずは絶対に抜く
⑧滅菌しすぎるということはない
⑨一発で口臭がなくなる4ステップ(おさらい)
第5部 効果の出にくい口臭改善グッズ
マウスウォッシュ
舌ブラシ
透明タイプのイソジン
ブレスケア食品:タブレット、ガム
おわりに
第1部 口臭をチェックする
口臭は「気にしすぎ」ではない
口臭をなくす方法を見ていく前に、まずは自分の口臭があるかどうかをチェックしてみましょう。
シビアな意見ですが、おそらく半分以上の方は程度に差こそあれ、口臭があると思います。
たまに「口臭は精神的なものですよ。においを気にするあまり口がにおっているように感じているだけで、特ににおっていませんよ」とおっしゃる方がいます。私は自分の口臭を気にしていた際に、口腔科のドクターに相談してみたことがありましたが、上記のように一蹴されてしまいました。
では、私は本当にただの気にしすぎだったのでしょうか?
そんなことはありません。口臭は精神的に気にしすぎているからではなく、物理的に客観的に発生しています。「自分の口がにおっているのではないか?」と思っている時は十中八九、本当ににおっています。
その証拠に、これから挙げる口臭チェック方法で自分の口臭をチェックした際に、当時は自分でくさいなと思ったものですが、今ではまったくにおいません。
口臭は心配しすぎの「気にしすぎ」ではなく、現実ににおっているのです。
そこで、まずは客観的に自分の口臭をチェックするために、以下の2つ方法を試してみてください。
①マスクでにおいをチェック
まずは、マスクで自分の口臭をチェックする方法です。
コロナ禍でほとんどの方が日常的にマスクをつけることになったかと思います。
まずひとつのチェックポイントは、マスクをつけた瞬間に自分の口臭が気になるかどうかです。マスクをつけた時点で口臭が気になる場合はかなりにおっていると言えます。
自分自身でもマスクをつけている間、口臭がにおうことでストレスになっているかと思います。
もうひとつのチェックポイントは、マスクを1日ほどつけた後でにおうかどうかです。
マスクをつけた瞬間にはにおわなくても、1日過ごして夜になった頃ににおう場合は、口臭がすごく強いわけではないかもしれませんが、口臭はたしかにあると言えます。
口臭をきちんとケアできている状態であれば、一日マスクをつけてすごした後でもまったくにおいません。
②よだれを嗅いでにおいをチェック
続いてのチェック方法はよりシビアなチェック方法です。
その方法は、自分のよだれのにおいを嗅いでチェックしてみるという方法です。よだれは濡れている状態よりも乾いた状態の方がにおいますので、具体的には次のような方法でチェックしてみてください。
まず、自分の手の甲を軽くなめます。(コロナ禍においては、しっかりと手洗いをした後に行ってください)
そして、数秒置いて少し乾いてきたらにおいをかぎます。
どうでしょうか?
もし乾いたよだれがにおうようであれば、口臭はあります。
よだれが乾いたら誰だってくさいに決まっていると思うかもしれませんが、そんなことはありません。しっかりと口臭ケアができていれば、舐めて乾いたよだれさえにおいません。
どこまで自分の口臭をなくすかという目標設定の部分もあるかもしれませんが、もし鼻が詰まってしまっていたり、あるいは日常的に自分の口臭をかぎすぎて麻痺している部分があるようでしたら、こちらの2つのチェック方法をひとつの目安にしてみてはいかがでしょうか。
いずれかのチェック方法、あるいは両方のチェック方法で口臭を感じられるようでしたら、ぜひ読み進めていただき、自分史上一番口臭のにおわない状態を目指してみていただけたらと思います。
第2部 口臭の原因部位を理解する
第2部では、口臭の原因となっている部分について理解を深めたいと思います。
口臭は歯磨きだけでは改善されません。舌磨きだけでも改善されません。
口臭の原因となる部位を考えるとき、大きく分けて3つに分けられます。
それは、口・鼻・喉の3つです。
さらに口は、口腔・舌・歯間の3つに分けて考えます。
口腔・鼻腔・咽喉には粘膜があり、それぞれがつながっています。口腔・鼻腔・咽喉のどこか一箇所にでもにおいが残っていると、そこからにおいの原因が流れてきて他の部分も匂い始めます。
つまり口腔だけケアしても、鼻腔や咽喉をケアしなくては、また口腔もにおい始めてしまうのです。
それでは各部位について見てみましょう。
〜本書へ続く
※本書は書籍「口臭を完全になくす方法:「口・鼻・喉」の3つをケアして超至近距離でも絶対に息におわない!」 を追記・編集し、再出版したものです。
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