著者:横山隆治
ページ数:183

¥1,250¥0

広告・マーケティング部門のDXとは顧客体験をデジタルで最適化することにある——。
デジタル思考によって組織のあり方を変える!

昨今、デジタル・トランスフォーメーション(DX)の必要性が叫ばれていますが、
組織におけるDXとは単なるIT化の延長ではなく、顧客やユーザーにとっての価値を創出し、
市場環境が変わる中でも競争上の優位性を確立することです。

そのためには、バックエンドやミドルエンドではなく、
顧客と向き合っているマーケティング部門、広告部門、広報部門などにとっての
DXとは何かを定義する必要があることがわかります。

DXは企業のバリューチェーンを串刺しにして、デジタル化によって従来ではできなかった新しい価値を創出しようとするものです。単に効率を高めるだけでないということがポイントです。

本書では、広告・マーケティング部門に求められるDXの考え方と具体的なアプローチについてまとめています。
DXの目的を「顧客体験をデジタルで最適化すること」ととらえ、テレビCMの効果の可視化や生活者データの捉え方、SNSの浸透で変わる購買行動について解説します。

目次
第1章:DXに成功する企業、失敗する企業
第2章:宣伝部のDX
第3章:ユニークデータの活用でマーケティングをアップデータする
第4章:ユニークデータを使って、デモグラだけのターゲティングを卒業する
第5章:テレビ広告の到達実態を認識する
第6章: 広告メディアのアロケーションの考え方
第7章: SNSの浸透で変わる購買行動
第8章:日本の広告・メディア産業はどうなっていくのか

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