【無料で読める】トランスジェンダーとして生きるということ: LGBTQとして長年生きてきた私が最後に見つけた幸せのありかた

私は４３歳で、長年苦しんできた自分の性の悩みを解消するため性別適合手術に踏み切りました。もちろんそこまでには長い葛藤といろんな悩みにぶつかりながら絡まった糸を丁寧に解いていくように少しずつ少しずつ理想的な自分に近づけるように努力してきました。
この本では同じLGBTQの方だけではなく、人と何か違うと感じる自分の違和感に苦しんできたあなたにぜひ読んでもらいたい本です。
普段は自分がトランスジェンダーであることをわざわざ人に話せない私ですがこの本では過去の自分の歴史を思い出しながら最終的に性別適合手術に踏み切るまでのメンタルの流れを書かせていただきました。

私の時代は相談できる相手が誰もいないばかりか、LGBTQの情報はどこにもなかったですが、当時の自分にもし出会うことができたら【未来の自分は今の性の悩みはほぼ解消されて、普通に恋愛してエッチしてそれなりに楽しく過ごしているよ】と伝えてあげたいです。

まえがき

第１章　なぜ自分は女性として生まれなかったのだろう？

第２章　LGBTQと多様化の時代

その１『LGBTQの解説』

その２『多様化の時代』

第３章 トランスジェンダーとして生きることの３つの問題

その１『偏見について』

その２『差別について』

その３『親子問題について』

第４章　性別適合手術をする決意

『男性から性別適合施術をして女性になるまでの３STEP』

第５章　トランスジェンダーになる条件

第６章　（おまけ）LGBTQの講演などでいただいた質問への回答

あとがき

【著者プロフィール】
松嶋朝子 （まつしまあさこ）
サロンオーナー ・エステティシャン・ライフスタイルプロデューサー ・恋愛セラピスト

1974年岡山県生まれ

岡山大学医療短期大学部（現岡山大学医学部保健学科）卒業後、放射線技師とし私立大学病院で働く。

病院で働くなかで自分の居場所はここにはないと1年で退社。

自分らしさを活かした仕事は何かを探す。

自らの性別が男性であることの長年の違和感を解消するべくどうしたらもっと女性らしくキレイでいられるのか？を人生のテーマに考える。
様々な美容法やエステ、話し方、心遣いなど理想の女性像を研究。

【人をキレイにすることが自分の使命】と感じて理想のサロン作りを目指す。

キレイになるための整体院開業。リラクゼーションサロン開業。セルライト除去専門サロンを開業。

2016年からエステの中でもアンチエイジングに特化したサロンをリニューアルオープンする。

サロンでは【女性がもっとキレイになる】をコンセプトにした音楽、照明、内装、香り、テクチャーなど五感に働きかけるサロンとして再プロデュース。

2017年、性別適合手術をして男性から女性に性転換する。

横浜の激戦区といわれる関内で20坪の広いサロンを一人で施術、20年近くサロンを運営。

現在はエステティシャンとして働きながら、女性に向けてのキレイになるためのマインドセミナーや電子書籍も定期的に執筆中。