著者:高田公理
ページ数:53

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 2022年の春のことです。新聞各紙に「敵基地攻撃能力」の活字が頻出するようになりました。それで、
 「なんだか物騒だなあ」
 そう思っていると、2月24日、今度はロシアがウクライナに軍事侵攻したというニュースが飛び込んできました。その瞬間、新聞各紙に、
 「日本の核武装」「アメリカとの核共有」「憲法改正」
 を主張する政治家や評論家の暴言が姿をあらわすようになりました。

 なかでも「敵基地攻撃」といえば、それは1941年12月8日における「日本軍の真珠湾攻撃」と同様の行為にほかならないというべきでしょう。
 このことを出発点として1945年、日本の国土の相当部分が焼け野原になったことを忘れてはいけないと思います。

 そこで急いで現代日本における「憲法と戦争」をめぐる問題を検討してみようと思い、試みに、こんなキンドル本を書くことにしたのです。

目次
00.はじめに――ウクライナ危機と日本の憲法改悪
01.「ヒトラーの真似をしよう」とうそぶいた日本の政治家
02.憲法における緊急事態条項と内閣への「授権」の恐ろしさ
03.「憲法9条改悪」をめざす「あざとい手口」
04.「戦争の放棄」は「安全保障」に置き換えられる
05.「天皇を元首」にして「ナショナリズム」を押しつける
06.「天賦人権論」を否定する自民党議員たちの発言から
07.「立憲主義・国民主権・基本的人権」が破壊される
08.現代日本で増大する「戦争の危機」を考える
09.「治安維持法」制定から「国家総動員法」成立までの出来事一覧
10.1920年ごろから「敗戦」までの時代の流れ
11.日米開戦(1941年)から日本の敗戦(1945)までの出来事一覧
12.現代日本の安全保障を根源から考えてみる
13.21世紀に進行した自民党政府による平和をおびやかす施策の数々

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