著者:玉嶋亮
ページ数:55
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そんな状況下で、予想屋マスターとのプロアマ対談が実現しました。予想屋マスターは言うまでもなく「プロ」であり、我々「アマ」とは比較にならないくらい質・量ともに濃密な時間を競馬に費やしています。予想屋マスターはプロ歴26年で、年間2,000レースの予想をこなしてプラス収支を達成しています。玉嶋のように、本業の傍らでスキマ時間を絞り出して競馬をやっている人間とは根本的に違います。プロは競馬の知識、経験ともに、アマの我々よりも圧倒的です。ある方から質問をいただきました。「玉嶋さんは、予想屋マスターと馬券対決したら勝てますか?」。私は「年間2,000レースで勝負したら100%負けると思います」と答えました。競馬は、予想にかけられる時間が長い方が圧倒的に優位です。競馬にかけられる時間が限られているアマが、プロと同じ土俵で長いスパンで戦えば、よほど天才的な能力がない限り、負ける可能性が非常に高いです。例えば、ゴルフコンペでは、実力が劣る人はハンデがもらえますが、馬券では一切ハンデはもらえずプロもアマも関係ありません。同じ土俵に立たされた状況で勝ち抜かなければなりません。
アマは競馬で勝てないのか?そうではありません。「競馬の教科書」でも書いている通り、自分の得意な土俵だけで戦うことに徹して、他者と圧倒的な差別化をすれば、プラス収支を達成することが可能です(私がそうです)。そのためには、まず「競馬で勝つことが如何に難しいか」を知っておく必要があります。既にプラス収支を達成している方々は、本書を読む必要はないと思います。「馬券で勝ちたいけど、なかなか上手くいかなくて、もどかしい」と感じている方々に是非読んでいただきたいと思っています。
また、馬券の勝ち方は十人十色であり、正解はありません。本書は「競馬で勝つ」答えの1つです。例えば、落合野球(2011年 中日ドラゴンズ)のように徹底的に守りに徹する「オレ流」野球もあれば、中村紀洋、ローズを擁して乱打戦に持ち込む「いてまえ打線」野球(2001年 近鉄バファローズ)もあるように、勝ち方は1つではありません。
対談の内容は「予想屋マスターは、、、」「玉嶋は、、、」が主語です。プロアマの違いこそあれ、我々は攻略困難な「控除率」を突破し、我々はプラス収支を積み上げてきました。対談を通じて私が感じたことは、「立場や背景の違いこそあれ、同じようなことを考えているな」でした。本書の趣旨は、これまでに同じような思想で勝ち続けてきた両名が「競馬で勝つことは難しい」ことについて話し合い、対談内容を通じて、それを読者の方々に感じていただくことです。
※出版記念キャンペーンとして、本書をご購入いただいた読者の方には、「予想屋マスター」の無料メルマガ登録をして、TwitterにDMをいただけましたら「Amazonクーポンコード200円分」をプレゼント致します(終了時期未定)。
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