著者:三島知美
ページ数:77
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島津忠良(日新公)は,戦国時代にあって、武力ではなく徳を持って世の中を治めたいと考え、人としての在り方をこのいろは歌に謳っています。また歴史好きな県民性を持つ鹿児島で、現在ご活躍中の各界の皆さんによるいろは歌に関するお話や、いろは歌(日新公)にまつわる史跡紹介など、各地域の市役所のみなさんにご協力をいただきました。鹿児島の旅行や、歴史散歩のお供に本書を、是非ご一読ください。
タイトル 「島津日新公いろは歌 切り絵かるた 古(いにしへ)の道 紀行」
はじめに
かごしま いにしえの道 ロードマップ (切り絵イラストマップ)
いろは歌(切り絵かるた)
一、 「い」 いにしへの道を聞きても唱へても わが行ひにせずばかひなし
ー南さつま市 竹田神社 いにしえの道ー
二、 「り」 理も法も立たぬ世ぞとてひきやすき 心の駒の 行くにまかすな
ー日置市 大汝牟(おおなむち)神社 流鏑馬ー
三、 「な」 名を今に残しおきける人も人 心も心 何かおとらん
ー霧島市 西郷どん村ー
インタビュー起業家 ふるかわりささん
四、 「ら」 楽も苦も時過ぎぬれば跡もなし 世に残る名を ただ思ふべし
ー鹿児島市平之町 平田公園ー
五、 「ゐ」 亥にふして寅には起くとゆふ露の 身を徒に あらせじがため
ー鹿児島市 桜島ー
インタビューまちづくり地域フォーラムかごしま探検の代表理事 東川隆太郎さん
六、 「の」 のがるまじ所をかねて思ひきれ 時に到りて 涼しかるべし
ー姶良市加治木町 精矛神社ー
インタビュー宮司 島津義秀さん
七、 「お」 思ほへず違ふものなり身の上の 欲をはなれて 儀を守れひと
ー伊佐市大口 忠元神社ー
新納忠元
八、 「く」 苦しくとすぐ道を行け九曲折の 末は鞍馬の さかさまの世ぞ
ー姶良市加治木町 龍門司坂ー
九、 「け」 賢不肖もちひ捨つるといふ人も 必ずならば 殊勝なるべし
ー鹿児島市仙巌園 尚古集成館ー
島津斉彬
十、 「ぶ」 無勢とて敵を侮ることなかれ 多勢をみても 恐るべからず
ー薩摩川内市 甲冑工房丸武ー
インタビュー甲冑師 平林正勝さん
十一、 「え」 回向には我と人とを隔つなよ 看経はよし してもせずとも
ー南さつま市 六地地蔵塔ー
知覧特攻平和会館
十二、 「み」 道にただ身をば捨てんと思ひとれ 必ず天の 助けあるべし
ー日置市美山 沈壽官窯ー
インタビュー沈壽官窯 第十五代沈壽官
十三、 「し」 舌だにも歯のこはきをばしるものを 人は心の なからましやは
ー霧島市 島津義久公墓所(金剛寺跡・徳持庵跡)ー
十四、 「す」 少しきを足れりとも知れ満ちぬれば 月もほどなき十六夜の空
ー南さつま市 ソラヨイ(鹿児島の伝統行事・祭り)ー
あとがき
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