【無料で読める】胸キュンときめき短編集1

　この「胸キュンときめき短編集」は、2019年6月に小説投稿サイト「小説家になろう」で最初に発表したものです。その時は第八話まででしたが、今回新たに書いた二作を加えて出版する事になりました。

　切ない恋愛短編集を第百話まで書いた後、今度は胸キュンするような話を書いてと言うリクエストをいただきました。胸キュンと言う言葉の響きが気に入りまして、遠い昔の記憶を引っ張りだして書き始めたのです。

悲観的な性格のためか、切ない話はいくらでも書けるのですが、胸キュンな話と言うのはなかなか大変でした。　それでも書いてみると意外に楽しくなってきまして、自分の新たな一面を発見する事が出来て嬉しかったです。

　全十話のうち、雨に関する話が半分になりましたが、梅雨の時期に「雨をテーマにした物語を書こう」という企画に参加した際にまとめて書いたからでした。

　何かテーマをいただくと書きやすいものですね。読者の皆様からリクエストをいただけたら、面白い作品が書けるかも知れません。

目次
はじめに
第一話　雨の日の出来事
第二話　折り畳み傘
第三話　雨の河川敷
第四話　約束の日
第五話　雨の日の思い出
第六話　野球部の彼
第七話　ハネムーンの朝
第八話　雨の日の初恋
第九話　クリスマスの贈り物
第十話　幼馴染み