著者:篁 千夏
¥770¥0

文章の上手・下手は、どこで判断しますか? そもそも、上手い文章ってなんでしょう。高名な文学者が何人も文章読本を書いても、未だに決定版は存在しません。たぶん作家の数だけ、読者の数だけ正解があるのでしょう。それは逆に言えば、正解はないと同義でしょう。

なので本書では、上手い文章を書くことを、最初からあきらめています。その代わりに「僕は君が好きだ。」という単純な例文を元に、微妙なニュアンスの違いがどうやって生まれるかを、自分の中の微妙なニュアンスはどうやったら伝わるかを、考察してみました。

【各章の内容】
・第①章/句読点の置き位置
・第②章/漢字を開く・閉じる
・第③章/仮名を選択する
・第④章/リーダーを使用する
・第⑤章/リーダーの使い分け
・第⑥章/ダッシュと罫線の表現技法
・第⑦章/ダッシュと罫線の技法まとめ
・第⑧章/各種技法のまとめ

文法とか品詞とか、そういう話は脇に置いて。単純な文章でも多様な表現のバリエーションが有り、それぞれが異なるニュアンスを持つことを知り、自分が伝えたいニュアンスはどれが近いかを感じ、最適な表現を選び、なければ自分で創る。そのために必要な、考え方を提案します。

本書は、KDPのプリント・オン・デマンドに対応しています。どうしても紙の本(ペーパーバック版)で読みたいという方は、ご検討ください。なお、プリント・オン・デマンドのペーパーバック版は、価格を下げるためにモノクロ印刷となっております。あらかじめご了承の上、ご購入ください。

著者紹介:
篁 千夏/漫画原作者。青山学院大学文学部日本文学科卒業。会社勤務を経て結婚退職後、大学の先輩の勧めで漫画原作執筆に挑戦、2006年に八月薫作画『浮世艶草子』にてリイド社のコミック乱誌デビュー。同作は連載十年を超える人気作に。
以降、叶精作作画『紅娘の海』や『はんなり半次郎』、八月薫作画『ひめごと』や『むすび島』など人気作品を次々と発表。また、江戸時代の風変わりな文化や風俗を紹介するコラムの執筆も各媒体で行い、それらは『江戸の色恋艶咄』にまとめられリイド社より刊行。
リイド社刊コミック乱連載のコラムや『叶精作画集』の装丁、本書の表紙デザインやレイアウト、電子書籍化の作業を手掛ける、デザイナーやDTPオペレーターの顔もある。

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