著者:宮﨑教子
ページ数:82
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ある日突然、あなた、あなたの大切な家族が「癌」と宣告されたら・・・。
頭の中が真っ白になり、どうしたらいいのかわからず茫然自失に陥る。
「どうして私が?」
「どうして私の家族が?」
「何かの間違えであって欲しい」
その願いもむなしく、残酷な「告知」を受けるのだ。
「私はどうなるの?」
「大切な家族を失ってしまうの?」
恐怖が押し寄せる中、抗うことも、疑うことさえ考える余裕もなく「標準治療」のレールに乗せられる。
そして不安の中、レールの上を走り続ける。
ゴールは見えない。
「癌」とはそういう病である。
2016年秋、まだ18歳の私の次男はステージIIIbの悪性の大腸がんと告知を受けました。
「ある日突然」でした。
来る日も来る日も、インターネットの情報を漁りましたが、恐怖のドン底に突き落とされる情報ばかりが目につきました。
しかし、私は見つけたのです。
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