著者:塩原俊彦
ページ数:234
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『プーチン3.0 殺戮と破壊への衝動』に続き問題の本質に迫る論考!
「いま、世界中は集団的ヒステリーと言える状況にある。ウクライナ戦争の実態を伝える映像は人々の心を揺さぶっている。こうしたなかで、冷静な議論を求めても難しいかもしれない。それでも、ぼくは『プーチン3.0』を上梓し、今度は『ウクライナ3.0』を書き上げた。
拙著『プーチン3.0』はウクライナ戦争をロシアに焦点を当てて論じたものであった。本書『ウクライナ3.0』はウクライナにスポットを当てながら、ウクライナ戦争の本質に迫ろうとしている。過去に、『ウクライナ・ゲート』および『ウクライナ2.0』を刊行した者として、『ウクライナ3.0』を書くことはいわば義務のようなものであった。ウクライナ政府がヴァージョンアップしたわけではないが、ロシアによる軍事侵攻にあった当事国という、これまでとは異なる新しい段階にあるウクライナを論じるに際して『ウクライナ3.0』というタイトルをつけることにしたものだ。」(本書より)
第一章 ウクライナ戦争は長期化
1.戦争継続という選択
2.ゼレンスキー政権の内幕
3.ロシアはウクライナの東部を併合か
4.ウクライナ経済
第二章 2014年のウクライナ危機以降の内政
1.ナショナリスト煽動による米国の誤算
2.オリガルヒ、ポロシェンコの正体
3.ゼレンスキー政権の誕生と変質
第三章 ドンバス和平交渉
1.ドンバス和平の変遷
2.2021年のドンバス情勢
3. なぜ国連平和維持軍を派遣できなかったのか
第四章 ウクライナの重大課題
1.欧州へのガス供給問題
2.サイバー攻撃
3.言語問題:国家語とナショナリズム
4.すさまじいマニピュレーションという現実
第五章 ウクライナ戦争の消耗戦化と遠い復興
1.なぜ戦争を止められないのか
2.復興をめぐって
3.結びにかえて
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