著者:富士見 大輔
ページ数:113
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この本は、「ランドナー」という部類の自転車でサイクリングに行った時の様子を書いたものです。静岡県三島市というところに住んでいたので、そこを起点にして、静岡県内、神奈川県内、山梨県内の実際にサイクリングに行ったところを紹介しています。今はロードバイクが全盛期ですが、ロードバイクは とかくスピードを意識して走る自転車です。私は、景色を見ながら、ゆっくりのんびり走るというものがサイクリングだと思っています。ランドナーは、正にゆっくりのんびり走る為の自転車です。しかもフレームの角度や素材は身体の負担を軽減させるものになっていて、サイクリングに最も適した構造になっています。時に荷物をたくさん積んでキャンプツーリングもできます。なにより、その見た目が大好きです。私のランドナーは、超高級パーツを使っているわけではありません。昔から有名なTOEIやケルビム等のオーダーメイドバイクが最高峰と言われていますが、そうすると みんな同じ自転車になってしまいます。あくまで自由に、というのがランドナーの魅力ですので、別にオーダーじゃなくてもいいじゃないか、と考えます。私のランドナーは、私がコツコツパーツを集めて、自分で組み上げた自作ランドナーになります。敢えてのドレスダウン仕様になっています。自分が気に入っていれば、何でもいいんです。全てが自由です。ランドナーの良さが伝わってくれればいいなと思います。
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