著者:大野さくら
ページ数:98
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私は元々、繊細で落ち込みやすく、他人の目を過度に気にして疲れてしまう、いわゆる「敏感さん」でした。
「HSP」とも言われるような、「病気ではないけれど生きづらい」気質を持って生きてきました。
幼い頃からとても落ち込みやすかった私。学生時代はどうしようもなくネガティブで、「どうせ私なんか」が口癖でした。
小学生の頃はいじめを受け、中学生の頃は難病である膠原病(こうげんびょう)を発症。
「私には友達がいないから」「私は病気だから」と、自分が幸せになれないことを常に他人や病気などのせいにしていました。
看護師になりたいと願った夢も、体調を理由に諦めてしまいました。
ポジティブでいないといけない、
人に合わせないといけない、
いい子でいないといけない、
完璧にできないといけない、
正社員で働かないといけない、
いい歳になったら結婚しないといけない…
さまざまな思い込みに縛られ、そしてそれがうまくできない自分を責め続け、「自分を好きになる」とは程遠い毎日でした。
生きている意味も見出せず、「生きてるってなんなんやろう…」と涙を流す日も多かったです。
ただ人一倍ネガティブだった分、前向きになりたい気持ちや幸せになりたい気持ちは大きかったので、
「自分を好きになる方法」はたくさん研究してきました。
自己啓発本をたくさん読んだり、ノート術や考え方改革などもたくさん試してきました。
失敗もたくさんしましたが、その中で気づいたことは、
「自分の心の声を無視して前向きになろうとしても、心が苦しくなるだけ」
「後ろ向きな自分を許してあげられることこそ、前向きなんだ」ということ。
それ以来私は、自分が繊細であることも、ネガティブであることも、自分が思うように生きられないことも全てを肯定し、許せるようになりました。
その結果、今では毎日自分を責めてばかりいた過去が信じられないくらい、自分のことが大好きに!
過去は自分の幸せを他人や環境に委ねてばかりいた私ですが、それ以来「自分で自分を幸せにする」という意識ができ、
辛かったいろんな経験も辛いだけのものではなく、自分がより幸せに豊かに生きるための贈り物に変えることができました。
今もいじめや持病の経験がなかったら、こうした活動はきっとできていなかっただろうと思っています。
私のそれまでの生きづらかった経験をもとに、Instagramで過去の経験や感じたことを言葉で綴ると、同じような敏感さんからたくさんの支持をいただくようになり、
「私のような生きづらさを持っている人ってこんなにもたくさんいるんだ!」と初めて知ることができました。
現在は、当時の私と同じように自分のことが好きになれない敏感さんが、心穏やかに自分を許して生きられるようサポートするお仕事をしています。
敏感さんこそ、ありのままを許して自分の人生を生きられるようになってほしい!
そんな想いで、日々たくさんの敏感さんと向き合っています。
心に痛みや傷を持っている人は、それ以上の大きな優しさと強さを持っています。
その優しさあふれる心を責めるのではなく、温かく抱きしめる世界を作りたい。
そんな想いを持って私が発信している「自分に恋するほっこりマインド」を書籍にしました。
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