著者:加藤 弘明
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―「いい話」は要らない。心に響き活力となるのが校長のメッセージ―
現代の教育において学校のトップである校長には様々な役割が求められていますが、中でもメッセージの発信は、学校が進んでいる方向や行動の指針を示し、児童生徒や保護者、職員たちの不安を取り除くという点でも重要な役割のひとつとなっています。本書は、確かな教育観と一貫した言動の積み重ねから生まれる信頼に基づいた「メッセージ」性のある発信をするにはどうしたら良いのか、そのケーススタディとして著者自身がこれまで校長として発信してきたメッセージを、「子ども」「保護者」「地域」に分け、作成のきっかけやねらいを付けてまとめたものです。多くの教育課題を抱える全国の校長や、教育に携わる全ての方にお届けしたい一書です。
[目次]
序 感動をよぶ校長のメッセージの発信
第一章 子ども達へのメッセージ
子どもに語る例話 小学校向け ジャガイモ
子どもに語る例話 小学校向け 悪い虫のはなし
子どもに語る例話 小学校向け 一つ目猿のはなし
子どもに語る例話 小学校向け はちと神さま
子どもに語る例話 小学校向け コスモスの花
子どもに語る例話 小学校向け たからものを持つ
子どもに語る例話 小・中学校向け 「ともだち」について考える
子どもに語る例話 小・中学校向け 人の見掛け
子どもに語る例話 小・中学校向け 物にも命がある
子どもに語る例話 中学校向け 人間として生きる…人間はなぜ勉強するのか?…
子どもに語る例話 中学校向け 君の存在理由…君は何のためにこの世に存在しているのか?…
子どもに語る例話 中学校向け 命の尊さについて考える…人間の命は、なぜ他の生き物の命より尊いのか?…
子どもに語る例話 中学校向け 人権・差別について考える…なぜ、人をいじめてはならないのか?…
子どもに語る例話 中学校向け 厳しい時代を迎えて…未来を切り拓く…
子どもに語る例話 中学校向け テスト後の授業態度を叱る(生徒への手紙)
子どもに語る例話 中学校向け 得意淡然、失意泰然
第二章 保護者へのメッセージ
保護者に語る例話 着任のあいさつ
保護者に語る例話 年度はじめのあいさつ①…学校教育目標を読む…
保護者に語る例話 年度はじめのあいさつ② 三年生の充実…うれしい予感…
保護者に語る例話 年度末のあいさつ①…一年を総括し次年度を展望する…
保護者に語る例話 年度末のあいさつ②…理想に向かった一年…
保護者に語る例話 教育のしごと…はかなさと気迫…
保護者に語る例話 荒れた畑の開墾と農作業体験
保護者に語る例話 親の姿を見て子は育つ…?
保護者に語る例話 親の背中を見せる
保護者に語る例話 飼い犬が発するメッセージ
保護者に語る例話 学習意欲を喚起する…正したい負のメッセージ…
保護者に語る例話 元旦の儀式…我が家流…
保護者に語る例話 年頭にあたって
保護者に語る例話 佐世保市の事件を受けて
保護者に語る例話 いじめ事件の報道に思う
保護者に語る例話 創立三十周年記念行事…進む準備に感謝…
保護者に語る例話 創立三十周年に思う
第三章 地域へのメッセージ
地域に語る例話 どんど焼きの夜
保護者に語る例話 惚れた気持ち
[担当からのコメント]
本書の中には著者の教育観や信念、子供たちへの愛情、保護者や地域への思い、学校運営に対する視点など、様々なメッセージが詰め込まれています。教職にある方はもちろん、子育てに悩む方や地域社会について考える方にとってもお役立ていただける内容となっています。ぜひご一読ください。
[著者プロフィール]
加藤 弘明(かとう・ひろあき)
1947(昭和22)年 東京都生まれ、川崎市育ち。
千葉県公立小・中学校教諭、教頭、校長歴任。
著書『校長のめがね』。『月刊プリンシパル』に「校長のための道徳教育講座」を連載(2009年4月号~2011年3月号)。
千葉県中学校長会編 道徳資料集「中学生の新しい道」及び指導書 執筆・編集
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