著者:岡本明
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英語の成績アップのためには語彙力の増強が欠かせません。英文中に意味の分からない英単語が出てきた場合、前後の文脈から意味を推測することになりますが、分からない英単語があまりにも多すぎると推測も難しくなりますし、知らない単語だらけだとそもそも文章を読む気も失せてしまいます。語彙力の増強は英語の成績を伸ばすうえで非常に重要であると言えます。
そこで、多くの受験生は、世に出回っているさまざまな英単語帳を使って語彙力の増強に努めているわけですが、その英単語帳は志望大学/学部が要求している語彙力に本当にマッチしたものでしょうか。
一般的に大学のレベルが高いほど、受験生に要求される語彙力も高くなる傾向にあります。例えば新潟大学並びに金沢大学並びに静岡大学及び岡山大学の入試問題においては、過去18年間にsevereという英単語が登場したことは筆者の知る限り一度もありませんが、東京大学の入試問題においては5回も登場しています。
また、私立大学の場合は多くの国公立大学とは異なり、各学部が各々独自の入試問題を出題しているため、同じ大学であっても学部が異なれば求められる語彙力も少々変わってきます。慶応義塾大学を例に出しますと、医学部ではmedical、diagnosis、vaccine、cortexといった医学用語がよく出題されていますが、経済学部ではsubsidy、revenue、banker、investなどの経済用語の出題頻度が高くなっています。
そのため、大学入試を突破するためには、志望大学・学部のレベルに見合った英単語を効率よく覚えることが非常に重要であると言えます。

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