著者:藤原理子
ページ数:72
¥580 → ¥0
「わたしが死んだら、お骨は海にまいてほしいな」
「わたしは樹木葬がいいなー」
これは、最近わたしの知人が口にした言葉です。
はじめまして。わたしは税理士の藤原理子です。
この本をご覧いただいて、ありがとうございます。
冒頭にご紹介したように、終活などが盛んになるにつれ、日本人の宗教観といいますか、自分のお葬式をどうするか、お墓をどうしていくかということについて、選択肢が多様になってきたように思います。
このこと自体は、とても良いことだとわたしは感じています。
理想のかたちで自分の最期を迎えたい。
誰だってそう願うと思うからです。
では、その最期を迎える側の状況はどうでしょうか。
少子高齢化の流れは止まることなく、より一層加速しています。
さらに、従来の「お寺を守っていくのは長男だ」という考え方は、一部では厳然として残っていますが、少子化の中で、「ひとりっ子を産むなら女の子よね」という声も多く聞きます。
これからは、長男がお墓を守り、お寺はその世代交代を見守るという役目が、少しずつ変わっていく傾向にある、という現実があるのです。
さて、税理士であるわたしが、なぜお寺の今後についてお話しているのでしょう?
それは、税務をやさしく解説することで、お寺の経営を担う次のリーダーが感じるであろう税務に対する「恐怖心」をなくせる!と思ったからです。
宗教法人の方の話を伺うと、一般企業の方に比べて、こうした方達のほうが税務に対する「恐怖心」が強いと感じるのです。
「恐怖心」を抱く要因として、そのこと自体をよく知らないから、という面が大きいのではないでしょうか。まずは知ることから、始めましょう!
シリーズ一覧
- 同シリーズの電子書籍はありませんでした。
この期間中は料金が980円→0円となるため、この記事で紹介している電子書籍は、すべてこのKindle Unlimited無料体験で読むことが可能です。