著者:藤原理子
ページ数:72

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「わたしが死んだら、お骨は海にまいてほしいな」
「わたしは樹木葬がいいなー」

これは、最近わたしの知人が口にした言葉です。

はじめまして。わたしは税理士の藤原理子です。
この本をご覧いただいて、ありがとうございます。

冒頭にご紹介したように、終活などが盛んになるにつれ、日本人の宗教観といいますか、自分のお葬式をどうするか、お墓をどうしていくかということについて、選択肢が多様になってきたように思います。

このこと自体は、とても良いことだとわたしは感じています。

理想のかたちで自分の最期を迎えたい。
誰だってそう願うと思うからです。

では、その最期を迎える側の状況はどうでしょうか。

少子高齢化の流れは止まることなく、より一層加速しています。
さらに、従来の「お寺を守っていくのは長男だ」という考え方は、一部では厳然として残っていますが、少子化の中で、「ひとりっ子を産むなら女の子よね」という声も多く聞きます。

これからは、長男がお墓を守り、お寺はその世代交代を見守るという役目が、少しずつ変わっていく傾向にある、という現実があるのです。

さて、税理士であるわたしが、なぜお寺の今後についてお話しているのでしょう?

それは、税務をやさしく解説することで、お寺の経営を担う次のリーダーが感じるであろう税務に対する「恐怖心」をなくせる!と思ったからです。

宗教法人の方の話を伺うと、一般企業の方に比べて、こうした方達のほうが税務に対する「恐怖心」が強いと感じるのです。

「恐怖心」を抱く要因として、そのこと自体をよく知らないから、という面が大きいのではないでしょうか。まずは知ることから、始めましょう!

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