著者:長瀨 直久
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―蔵と美術館とジーンズだけじゃない、倉敷という街の魅力と文化―
倉敷市の観光の中心地であり、大原美術館やアイビースクエア以外にも奥が深い歴史の様々な側面を楽しめる美観地区。上東遺跡で発掘された土器などの文化財を研究する「まいぶん」こと倉敷市立埋蔵文化財センター。「新熊野」とよばれる自然豊かな史跡群に囲まれた、奈良時代の「五流修験道」の本拠地・五流尊流院。急傾斜の山道を登れば、鷲羽山の第二展望台とは異なる瀬戸大橋を楽しめる穴場神社。倉敷には、あまり知られていない観光資源がまだまだたくさんある。岡山県職員として長く勤めてきた著者が、ふるさと倉敷の魅力を発掘してお届けする新・倉敷旅案内。
[目次]
はじめに
1 一国一城令
2 万葉集
3 八十八か所巡り
4 古墳と文化財
5 港の市場
6 塔の風景
7 水島灘の攻防
8 地域文化の発信
9 走り抜ける列車
10 倉敷の建築
11 学問の木
12 ローカル列車
13 松の風景
14 新しい文華
15 新しいショップ
16 倉敷の公園
17 孤高の画家
18 フード・コートのあるSC
19 倉敷の日の出
20 誰も知らない
21 丸瓦の家並み
22 倉敷の夕陽
23 風流な桜
24 泊まってみたい宿
25 県の国際交流
26 花のある風景
27 戦争を忘れない
28 海辺のハイキング
29 野辺の道を行く
30 観光と道路
31 交通の変化
32 倉敷のおみやげ
33 端っこの町を結ぶ
34 季節の旅
35 「みずりん」の車窓
36 集客力
おわりに
著者紹介
[担当からのコメント]
名所・旧跡めぐりもいいけれど、あまり観光客のいない穴場スポットを巡るのも楽しいものです。本書でご紹介する倉敷にも、そんな穴場スポットがたくさんあります。そろそろ旅行もいいかなと思うときに、ぜひ手に取っていただきたい一書です。
[著者プロフィール]
長瀨直久(ながせ・なおひさ)
1947年 岡山県倉敷市生まれ
1970年 大阪大学経済学部卒業
1970年―2007年 岡山県職員
農業経済、産業政策、債権管理、経営診断、交通行政、地方自治、地域振興、景観条例、環境・廃棄物、統計、救急医療、女性問題、青少年育成、福祉施設監査など幅広い職務を歴任
2008年 写真集「ふるさと散歩~倉敷・都窪の巻」(日本写真企画)
2013年 写真集「花と緑 海だった倉敷」(日本写真企画)
2015年 写真集「写真で学ぶ倉敷の歴史 入門編」(日本写真企画)
2020年 ふるさとの自立 倉敷漫遊記より(22世紀アート)
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