著者:浅見葉子
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 本書は、セールストークが苦手な人でも、成約率を上げ、相手から信頼されるほどの「聴き方」が身につく本です。

「営業やセールストークが苦手…」
「成約につながるにはどうしたらいいんだろう…」
「お客さまが最初と違うことを言ってくるので困ってしまう…」
 これらの問題を解消するためにもっとも有効なのは、何よりも聴く力を磨くことです。

「聴き方」を変えるだけで、お客さまのニーズをしっかり把握でき、満足度がどんどん上がって、成約にもつながっていきます。

 本書の著者は、コミュニケーションの専門家として、数多くの講演や研修に登壇。
 本書では、どんな人でも実践できる「聴き方」ヒントを、あますことなく解説しています。
 聴く力を突破口に、信頼されるビジネスパーソンを目指しましょう。

●目次
はじめに

1章 信頼されるための聴き方の基本
初対面の人と信頼関係を築くために
 ●事前に調べておくことで、会話がしやすくなる
 ●自分から先に声をかけると第一印象がよくなる
 ●電話でも態度や誠実さは伝わる
お互いが緊張せずに話せる環境をつくる
 ●椅子の位置で座り方を変えよう
 ●相手のパーソナルスペースに合わせて距離をとる
笑顔をつくると表情も声も明るくなる
 ●マスクをつけていてもわかる笑顔をする
 ●「スマイルトレーニング」は、笑顔と声の明るさ両方に効果がある
初対面では「目線」を合わせる
 ●対面での目線の合わせ方
 ●オンラインでも目線を合わせるために、外づけカメラを活用する
オンラインでは、相手にわかるように大きく反応する
 ●オンラインでのリアクションは、とくに大きく!
 ●うなずきで共感を伝えよう
ペーシングを活用して相手に心地よく話してもらう
 ●ペーシングで心地よいコミュニケーションをする
 ●相槌で「うん」は多用しない
 ●相槌が単調にならないように、バリエーションを増やす
まずは相手の話を最後まで聴いて受けとめる
 ●ブロッキングを感じたときは、その状態の自分をいったん、脇に置く
 ●自分の聴き方のクセを知る
 ●人は言葉で受けとめてもらえると安心する
 ●相手から求められたときが、あなたの意見を伝えるタイミング

2章 聴き方の応用
お客さまの頭のなかを整理するための質問をする
 ●お客さまとゴールに向かうための質問をしましょう
 ●お客さま自身で問題に気づくことが、その後の行動を加速させる
 ●身近なトレーニングを通じて、整理する聴き方を養おう
一緒に「絵」を描くことでチームの一員になれる
 ●お客さまと同じ「絵」を見る
クッション言葉を活用して話す
 ●お客さまに許可をとってから話す
 ●フィードバックもクッション言葉を使いながらお伝えする
相手のゴールの「一歩先」へ焦点を当てる
 ●目指しているゴールの先を描く
 ●「人」に焦点を当てるとお客さまの満足度が上がる
 ●お客さまに共感し、一体感が生まれると、やる気も高まる
終わり際に、好感度がさらに高くなるひと言
 ●お客さまから受け取ったうれしいことを、お礼に添えて伝える
 ●身のまわりのいいことに目を向けて、感受性を高めておく

3章 こんなときどうしたらいい?
Q とにかく緊張してしまうとき、どうしたらいいでしょうか?
 ●緊張することは悪いことではない
Q お客さまとの会話のテンポが合いません。相槌の入れ方や頻度に目安はありますか?
 ●自分のペース・クセを知って、お客さまに合わせる
 ●お客さまのお話を「待つ」
Q 時間内にヒアリングをおさめるために、何を意識したらいいですか?
 ●情報共有の仕方を工夫する
 ●「ペーシング」と「リーディング」を活用する
Q 相手が話しにくいことを聴くときは、何がポイントですか?
 ●大前提「守秘義務は守られる」ということを伝える
 ●「本音を話してくれない」と疑わない
Q 相手が話しやすくなる質問の仕方を教えてください
 ●聴き方はいろいろ。状況に応じて質問の仕方を変える
 ●切り出しづらいことは、さりげなく尋ねる
 ●話の方向性が変わった場合、最終的判断はお客さまに任せる
Q 聴いていくなかで、お客さまのニーズにお応えできないときはどうすればいいですか?
 ●上手にNoを伝えられる人は、相手から信頼される人になる
 ●伝えにくいことは、クッション言葉と「魔法の2秒」で切り出す
 ●お客さまの「真のゴール」を理解して、代替案を出す
Q 金額のことをうまく伝えられません…
 ●お客さまの「真のゴール」に合わせて、自信を持ってサービスを提案できていますか?
 ●3つの基準を明確に決める
Q リピートされるようになるには、何に気をつければいいですか?
 ●丁寧に確認して、常にお客さまとの方向性を合わせる
 ●チームの一員としての意識を持ち、必要な確認を随時行う
Q お客さまが決断を迷っているとき、背中を押すタイミングはどう見極めたらいいですか?
 ●反論処理はしなくてもいい
 ●「We(わたしたち)」の意識でお客さまと向き合う
Q 提案をするとき、現状からあまりかけ離れたものにならないよう、どのくらい先を見据えるよう意識したらいいでしょうか?
 ●設定の仕方は、お客さまによって異なる
 ●悩んでいるときは、思いきり高い目標を提示して一番よい目標を見つける

おわりに

●プロフィール

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