著者:株式会社フィスコ
ページ数:902

¥1,243¥0

本書は、はっしゃん監修で株式会社フィスコから毎月1回発行される
全銘柄の理論株価データ集です。

全銘柄の月末理論株価と、前月からの増額修正・減額修正、
理論株価からみた株価の上昇余地と、その前月比も収録しました。

決算や業績から企業価値を参考にして投資先を探す皆さんが
効率的に銘柄探しをできるように工夫しています。

本書には、全銘柄の理論株価と月末株価を収録しているので、
月ごとに株価や企業価値の推移を振り返ったり、
記録として残したりする価値もあることでしょう。

お役に立てれば幸いです。

■理論株価の使い方について

はっしゃん式 理論株価は、はっしゃんが開発した
新しい企業価値の評価指標です。

専門的な金融知識なしでも投資の参考にできる
初心者向け評価指標として開発しました。

企業価値は、決算書XBRLの財務指標から自動計算して統計検証されるため、
客観性の高い適正株価(平均的な期待値)を示します。

理論株価の用途は、主に次の2点です。
・理論株価を株価と比較することで、割高か割安か(上昇余地)を見る
・理論株価を前月の理論株価と比較することで企業価値の変化を見る

一般的に理論株価は、その上昇余地の大きさが注目されがちですが、
・人気企業は先行期待が高いため、既に割高なことが多い
・不人気企業は先行期待に乏しく、割安に放置されたままが多い
という現実があります。織り込み済みというやつです。

はっしゃんが投資対象を検討するにあたって
理論株価のパラメータで特に注目しているのは、
・理論株価の前月比
・上昇余地の前月比
の変化を表す2つの指標です。

前述のように、理論株価は決算書XBRLから算出されるため、
数値が変化するのは原則として決算発表があった月になります。
(株価がPBR0.5倍の境界線を跨いだ時にも変更される場合があります)

従って、決算結果が良好であるほど理論株価は上昇し、
逆に決算結果が不良であれば下落することになります。

上昇余地の大きさよりも、理論株価の変化の方が
株価の与える影響は大きいと言えます。

上昇余地の変化は、理論株価の変化を株価がどう評価したか表す指標です。
理論株価と合わせて変化をみることで、仕掛けのヒントになるでしょう。

本書で提供する理論株価や上昇余地の前月比指標は、
はっしゃんとフィスコとの協力で実現したもので、
理論株価Web、はっしゃん解説ライブでも公開していない
本書読者だけが利用可能な情報です。

■理論株価の収録項目について

更新日
 決算書XBRLデータを更新した日付。直近の決算発表日になります。

理論株価
 資産価値+事業価値で決算書XBRLから算出した企業価値の評価指標です。

理論前月比(理論株価の前月比)
 前月末の理論株価からの増額率・減額率です。
 変化した場合、理論株価の左に増額△、減額▼を表示します。

資産価値
1株純資産(BPS)を基準とした資産価値の評価指標です。

事業価値
1株利益(EPS)、ROA・ROEを基準とした事業価値の評価指標です。
 EPSは、経常利益(税引前利益)の70%から独自基準で計算しています。

上限株価
 資産価値+(事業価値×2)で算出する上限の目安となる株価です。

収益評価
 事業価値÷理論株価から算出する収益力の評価指標です。
 超高収益型、高収益型、並収益型、低収益型、超低収益型に分類されます。
 高収益企業ほど、理論株価や株価が高くなる傾向があります。

月末株価
 株価の月末終値です。

上昇余地
 理論株価までの株価の上昇余地をあらわす指標です。
 上昇余地がプラスは△、マイナスは▼を表示します。

上余前月比(上昇余地の前月比)
 前月末の上昇余地からの変化を示します。
 変化した場合、上余前月比の右に増額△、減額▼を表示します。

 ・理論株価が変わらない場合
  株価が上昇すると上昇余地は小さくなります
  株価が下落すると上昇余地は大きくなります

 ・理論株価が増額・減額修正になった場合
  上昇余地が小さくなった場合は、株価が理論株価の変化以上に堅調だったことを意味します。
  上昇余地が大きくなった場合は、株価が理論株価の変化以上に軟調だったことを意味します。

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