著者:椿山 紗矢
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著者が、職場のパワハラで悩んでいた時に、ハラスメント報告書を作成し、相談窓口に提出したことで気持ちが前向きになり、自己肯定感が高まった経験に基づいて編み出した方法です。
2019年に、パワハラ防止法が施行されたことにより、パワハラ等(セクハラやマタハラ含む)の事実を知った会社は、対策をすることが義務付けられました。それにより、被害者は会社の相談窓口等に相談して対処してもらうことができるようになりました。
相談の際に、匿名にするかどうか、また、加害者に伝えるかどうかなどの悩みについても、分かりやすく解説しています。
報告書の書き方については、嫌な思いをしたときにメモを取り、それを元に事実を詳細に描写し、その時に感じた自分の感情を正直に文字にしたためるという一連の流れを、簡潔に説明しています。自分だけの記録ではなく、その向こうに話を聞いてくれる相手がいることを意識して書くことにより、相談窓口の担当者の心を掴み、苦しんでいるあなたのために一肌脱いであげようという気持ちにさせる文章の作り方を学ぶことができます。また、苦しい胸の内を書き出すことで、確実にストレスが解消されていきます。
担当者との面談においては、自分の置かれている苦しい状況を理解してもらい、味方になってもらえることで、職場での孤独無援な状況から脱出でき、自分は一人ではないんだと心の底から安心感を得られるようになります。
パワハラ(各種ハラスメント含む)から逃げるためなら辞めればいいのですが、また、次の会社に行っても同じような目に遭って、辞める、ということを繰り返してしまうことになりかねません。この本では、その悪循環をやめる為にハラスメントに向き合い、自信を取り戻すという流れを紹介しています。
はじめに
1 ハラスメント本を執筆することになったきっかけ
(1)警察官時代の壮絶なパワハラ体験
(2)海外で日本のいじめのドキュメンタリーが紹介された
(3)自衛隊のパワハラの実態
(4)ハラスメント報告書を提出
2 あなたを悩ませるハラスメント。まずはどうしたい?
(1)加害者にバレずに解決したい
(2)周りの人に私の悩みを分かってほしい
(3)加害者に私の気持ちを分かって反省してほしい
3 あなたの身を守るパワハラ防止法
(1)パワハラってそもそもどういう行為?
(2)どんな法律?
(3)他にどんなハラスメントがあるの?
①セクシャルハラスメント
②妊娠、出産、育児休業、介護休業等に関するハラスメント
(4)どこに相談すればいいの?
①会社
②公的機関
4 感情を癒やし、自己肯定感を高め、解決に導くハラスメント報告書の作成
(1)ハラスメント報告書を書く意義
〜相談窓口の担当者の心を掴み、自分の心と対話する文章を作る〜
(2)相手にされた嫌がらせをメモする
(3)つらい気持ちや苦しみをメモする
(4)さあ、報告書を書いてみよう
5 相談窓口担当者に自分の置かれている苦しい状況を理解し、味方になってもらう伝え方
(1)あなたの思いの詰まったハラスメント報告書を提出する
(2)対面での相談
(3)電話での相談
(4)メールでの相談
6 相談が終わった後、どのように過ごせばいい⁉︎
(1)加害者に内緒にしてほしいと希望した場合
(2)加害者には内緒で、それ以外の限られた人にだけ伝えてほしいと希望した場合
(3)加害者に伝えてほしいと希望した場合
おわりに
シリーズ一覧
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