著者:蛙坂須美
ページ数:190
¥781 → ¥0
内容紹介
「五つで忘れる」
親族の背後に子供が並び立つ夢。
白装束の女が囁く呪いのお告げとは…
「絶対に忘れない」より
「五つで忘れる」
親族の背後に子供が並び立つ夢。
白装束の女が囁く呪いのお告げとは…
「絶対に忘れない」より
危険と知りつつ覗かずにはいられない、禁断の書。
呪いづくし実話怪談!
「呪い」「呪物」に纏わる実体験、体験者への聞き書きを集めた実話怪談集。
南東北の村で我流の呪願を続けた女の末路…「かしりのはて」黒木あるじ
山間の村を訪れる呪い屋が授けた禁断の呪具…「簪」嗣人
不審死を遂げた伯父宅の床下から出てきた甕…「醤油の家」蛙坂須美
除霊の儀式中に出てきたモノが発した呪いの予言…「鬼行」八木商店
樹海で拾ったロープに宿る呪力…「例の箱」住倉カオス
按摩師兼拝み屋の男に送られてきた呪いの風…「言呪」営業のK
異様な太り方をするようになった原因は謎のしゃぶしゃぶ店の肉…「豚王の呪い」
乗る者すべてを不幸にする風俗店の曰く付き送迎車…「理不尽な呪い」夜行列車
母の遺品から出てきた呪い日記に綴られた呪法…「知らぬ間に」
人死があった祟りの井戸水を飲む男…「呪恋」他、全23話収録。
業の深い話ばかりを封印した本書こそ、すでに一つの「呪物」なのかもしれない。
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