【無料で読める】ハナモコシの彼女

第128回文學界新人賞最終候補作
※選評は文學界５月号に掲載。
　
世にも奇妙なラブストリーは、
俳優の「僕」がかつての隣人Ｕ子の死を知った日から始まった。
自己と他者の溶け合う心象風景、さまよえる魂に想いを馳せながら、空から降ってきたかのように突如現れたハナモコシの彼女と旅した一夜の終着点。
――「僕」はいったい何を見たのだろう。　

巻末解説・宇治金時豆男　　装画・甲斐荘暁子　

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