【無料で読める】開き続ける未来への扉: ～ Ｊリーガー（鈴木雄斗）を育てた元日本代表の父 ～

次代の守護神として期待
ゴールキーパーになったのは高校に入ってから。それにも関わらず一気に頭角を現し、名門・ヤンマーディーゼルサッカー部に迎えられた。日本ユース代表の正GKにも選ばれ、次代の守護神を任された鈴木氏。その決め手となったのは、現代サッカーの先を行くアグレッシブなゴールキーピングだった。高い技術を裏付けた「先手必勝」の理論とは？

開き続けた未来の扉
21歳と3日という当時の史上最年少でA代表に選ばれるも、23歳で指導者の道を志して国士館大学に入学。その後は高校、大学、Jクラブの育成組織でGKコーチなどを務め、画期的なキャリアを築き上げてきた。Jリーグの誕生前夜、日本サッカー激動の時代に自らの未来の扉を開き続けてきたフロンティア・スピリットは、今の時代を生きる我々こそ見習うべきと言えるだろう。

Jリーガーを生んだ家庭
J1リーグのジュビロ磐田で活躍する鈴木雄斗選手は鈴木氏の次男。母親として家族を支えた由香夫人を交え、子どもの夢への関わり方など夫妻が大切にしてきたことを聞き出す。未来のJリーガーを目指すサッカー少年の保護者は必読！

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

目次
第一章　鈴木康仁の生い立ち
プロフィール
サッカーとの出会い
本格的に取り組んだ高校時代
大きな転機が訪れた1年生の夏
サッカーの神様　“ペレ”とのPK対決
ユース代表に抜てき
ヤンマーディーゼルサッカー部へ
釜本邦茂という最強ストライカー
ユース代表合宿に！
【FIFA　ワールドユース東京大会　1979】
20歳で日本代表に選出、21歳と3日で国際Aマッチデビュー
ちょっと面白い話　１
　　　「ヤンマーには日本代表ゴールキーパーが2人いる」
ちょっと面白い話　２　　
　　　「これがアスリートの食事？」
国士舘大学に入学~23歳で目指した指導者への道~
ちょっと面白い話　３
　　　「入学前から学生選抜」
ちょっと面白い話　４
　　　「日本リーグからのオファー」
指導者に転身
神奈川　桐蔭学園でGKコーチに
ちょっと面白い話　５
　　　「川口能活へのアプローチ」
「Jリーグのコーチへ」
　　　清水エスパルスユースJrユース　GKコーチ　
　　　U18・U19日本代表GKコーチ
　　　セレッソ大阪　
　　　大分トリニータ　
　　　柏レイソル　
ちょっと面白い話　６
　　　「日本代表チームが大分に」
Jリーグのスカウト
　　　柏レイソル
　　　ヴィッセル神戸
ちょっと面白い話　７
　　　「インターハイでの出会い」
今後は

第二章　インタビュー編
子育ての話　父として、母　【　鈴木　由香　】として

第三章　GKの考え方
GK像
私が思うゴールキーパーに必要な事
正面へのシュートの対応　
セービングの使い所
最後に

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
鈴木康仁
（すずき やすひと）

◆経歴
生年月日 1959年12月19日（61歳）
出身地 大阪府

◆選手歴
1975年 – 1977年 摂津高校
1978年 ヤンマークラブ
1979年 – 1982年 ヤンマーディーゼル
1983年 – 1986年 国士舘大学

◆代表歴
‘80〜’81サッカー日本代表GK

◆指導歴
1987年 – 1998年 山陽高等学校：監督
1989年 – 1996年 桐蔭学園高等学校：GKコーチ
1993年 – 駒澤大学：GKコーチ (兼任)
1997年 – 1999年 清水エスパルス：ユース・ジュニアユースGKコーチ
1997年 – 1998年 U-18、19日本代表GKコーチ (兼任)
2000年 – 2001年 セレッソ大阪：GKコーチ
2002年 – 2003年 大分トリニータ：GKコーチ
2004年 – 2007年 柏レイソル
2004年-2006年 ：GKコーチ
2007年 ：スカウト
2008年 ヴィッセル神戸：スカウト　町田ゼルビアGKコーチ　国士舘大学コーチ　
2011年 町田ゼルビアGKコーチ　国士舘大学コーチ　
2019年：エブリサ藤沢 スペシャルアドバイザー