【無料で読める】小さな会社の未来を照らすコーポレートブランディング戦略 : あなたの会社には価値がある経営の軸をととのえる５つのステップ

□　起業当初から売上げにこだわってきたが頭打ちだ…
□　リピート率や紹介率がいっこうに上がらない…
□　なんとなくで経営してきたため、人に任せられない…
□　売上げは上がっているが、実は望んでいない客層が集まっている…
□　営業や集客を外注したが、まったく成果が出ていない…
□　会社としての軸やこだわりがなく、方向性がブレブレだ…
□　優秀な人材を採用したいがアピールできることがない…
□　社員がバラバラで気になるが、行動指針を示すこともできない…

これらは、中小企業の経営者さんから日々著者のもとに寄せられる実際のお声です。共通するのは、会社としての「あり方」が定まっていないという点。実はこれらの問題は、コーポレートブランディングで解決することができるのです。

ブランディングというと、「良い感じにデザインしてホームページやパンフレットを作って、ＳＮＳで集客するんでしょ？」 というイメージを描かれる方は少なくありません。しかし、本来ブランディングとは「やり方」ではなく「あり方」を追求するもの。会社としての「価値」を明確にし、それが顧客に伝わっている「両想いの状態」を成立させるというのがゴールです。デザインや集客を考えるのはあくまで最終段階で、そこに行き着くまでに、やるべきこと、整理すべきことがたくさんあります。

本書では、そもそもブランディングって何？ どこから始めればいいの？ という方にも分かりやすいように、コーポレートブランディングの基本を5つのステップで解説。自社の現在地が分かる簡易診断チェック付きで、それぞれの課題に合わせて処方箋を示しているので、何から始めたらいいのかが明確になります。

ブランディングに興味が出てきたら、まず最初に読んでほしい一冊です。

≪もくじ≫
はじめに
・こんな状況に陥っていませんか？
・ブランディングは「やり方」ではなく「あり方」を追求するもの
・「売上げ＝価値」と捉える危うさ
・本気で自社の「価値」を語れるか？
　　　　　
第１章　　そもそもコーポレートブランディングとは？
・興味があっても取り組まない理由
・知っておきたいブランディングの種類
・会社のブランドは５つ目の経営資源

第２章　　コーポレートブランディングの基本
・デザインや集客だけじゃない コーポレートブランディングで取り組む５つのステップ
・ステップ１．経営者としての「軸」を明確にする
・ステップ２．経営者としての軸から「ソフト情報」を整理する
・ステップ３．自社の「ハード情報」をアウトプットして建て付けを確実に
・ステップ４．ブレない会社はやっている！ まずは「内部浸透」
・ステップ５．ここでようやく「外部発信」を実施する
・５つのステップを踏むことで、経営者としての迷いが激減する
・あなたのブランディング達成度は？ 簡易診断チェックをしてみましょう
・診断結果で分かる、あなたの課題

第３章　　成功事例とブランディングの効果
・「ブランディングは売上げにつながらない」は本当か？
・ケース１．売上昨対比2.5倍を達成したＫさん
・「中小企業にブランディングは不要」は大きな誤解
・ケース２．社員ゼロ！代理店１４０店超え！仲間の足並みを揃えるブランディング
・あなたのブランディング戦略、「商品設計」から作り込めていますか？
・ケース３．共同プロジェクト：日本酒ベースのクラフトジンの「商品設計」

第４章　　経営者が会社の価値を語れなければ、未来はない
・自分のやっていることの価値が分かれば、ビジネスのアクセルが踏める
・上場を目指すなら早いうちに「企業価値」を明確にしておいた方がベター
・自社の文化醸成に取り組めているかどうかは、採用や組織力にも影響を及ぼす
・事業承継のタイミングこそ、ブランディングを考える機会

おわりに　
・「あなたの会社には価値がある」
・自社の価値が分かるから、努力できる
・自社の価値を広げるすべての会社にエールを

Special Thanks　　ご支援・サポートいただいた方への感謝

【著者プロフィール】
宮前実幸。
１９８３年生まれ。兵庫県神戸市出身。関西学院大学総合政策学部卒。広告・出版・アパル・官民協働事業など５業界１０職種での勤務経験を経て２０１９年独立。２０２２年「株式会社 宮前みゆきブランディング研究所」を設立。ブランディング・マーケティング・ライティングの３つの専門分野を横断したサービスで、クライアントの企業価値を理念ベースから再構築している。