夫婦で会話をするためのテクニックやノウハウが書かれた本はよく見かけますが、それらを活用しきれず挫折し、また悩んでしまっている人が後を絶えません。
それらの原因は、たった1つ。
「あなたは、夫婦で会話をする準備ができていなかっただけなのですから。」
本書では、夫婦で会話をする前準備としての、土台作りに重きを置いています。
読めばいかに準備不足だったのかを実感できると思います。
特に、
①結婚して5年未満
②年齢20~30代
③夫婦共働き
④子供がいる、そんな
⑤「夫」たちに是非読んでいただきたい。
「妻」や「女性」とは一体どういう生き物なのか?
聞いたことはあってもよく知らなかったという目からウロコのような内容を、生物学的な観点、および著者の経験をもとに体系的にまとめています。
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著者は民間企業で働くようになって十数年、ずっと仕事に悩んでいました。
転職も、3回経験しました。
結婚し子供が生まれてからは生きがいもでき、これまで以上に仕事に精を出し、そして、これまで以上に仕事に悩むようになりました。
そんなとき、精神的に体調を崩してしまい、会社に行けなくなりました。
なんとか復帰するも、妻との間に距離が空いてしまったのを感じました。
そしてまた、仕事に悩むようになりました。
生きがいはあるのに、仕事に家庭に、なんでうまくやれないんだろう。
きっと自分の性格が、日本の社会に適応できていないんだ。
いっそ途上国でボランティアでもして、一から自分を鍛え直そう。
ある時たった1つの質問から、そんな風に1人で勝手に悩んでいることが間違いだったことに気付かされました。
「あなたはこの先、仕事や家庭ではなく、妻とはどういう関係でありたいですか?」
このとき何も答えることができなかったことを、はっきりと覚えています。
こうありたい未来はあっても、それは家庭全体としての希望であり、妻との具体的な関係について考えたことはありませんでした。
それからは、妻だけを意識して生活するようにしました。
はじめは挨拶でさえぎこちなく、会話をするとすぐ喧嘩に発展することもありました。
一方で、生活には変化が出てきたことを感じました。
仕事の方は依然として悩んでいましたが、これまでのような悩み方ではなくなっていました。
はじめは、悩みが仕事から妻に切り替わっただけで、悩み自体は無くなっていないと思っていました。
しかし、妻に対しては考えることはあっても、悩むことではなくなっていたのです。
つまり、悩み自体は無くなりつつあったのです。
「妻と会話をするだけで、人生はすべてうまくいく!」
この想いを1つでも多くの家庭、特に世の夫たちに向け届けたいと思い、本書を書かせていただきました。
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【購入者特典】
①17のワークで、妻と会話をする前の状態をチェック
読んで知識として妻のことを知るだけでは終わらない、自身の行動の振り返りを行なってもらうワークをご用意しました。
是非取り組んでいただき、前準備をしましょう!
②手紙を書くために意識すべき7箇条
会話に入るのが難しいなら、まずは手紙を書いてみませんか?
特に形式にこだわらず、想いを形にする際に意識してもらいたいことをまとめています。著者完全オリジナルです!
またレビュー者特典として、著者が手紙を「代筆」するサービスもご用意いたしました。
こちらは数量限定となります。
いずれも詳しくは、本書巻末に記載しております。
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【目次】はじめに
【第1章】男は火星から、女は金星からやってきた?
・男性と女性は脳の働きが違うそうですよ。
・王子様とお姫様の結婚は、幸せな家庭を築いているだろうか?
・女性は一ヶ月のうち、快適な期間が10日間ほどしかない?
【第2章】なぜ、今一緒にいるという選択をしていますか?
・妻のこと、好きですか?
・5年後、10年後、そして20年後、妻とはどういう関係でいたいですか?
・価値観の違いって、なんだと思いますか?
【第3章】17のワークで妻と会話をする前の状態をチェック
□ワーク1 事前に決めたルールはありますか?
□ワーク2 何かやましい気持ちを持っていませんか?
□ワーク3 毎日、辛そうな顔をしていませんか?
□ワーク4 清潔ですか?
□ワーク5 日々、何気ない感謝の気持ちを伝えていますか?
□ワーク6 無視返しをしていませんか?
□ワーク7 現実から目を逸らし、他のことに気を向けていませんか?
□ワーク8 子供にばかり目を向けていませんか?
□ワーク9 イベントは大切にしていますか?
□ワーク10 話し合う場所は適切ですか?
□ワーク11 これからの未来について話そうとしていますか?
□ワーク12 妻の上司になろうとしていませんか?
□ワーク13 愚痴ばかりこぼしていませんか?
□ワーク14 逆に、相手の愚痴を聞いていますか?
□ワーク15 お金のことばかり気にしていませんか?
□ワーク16 妻に、外的要因の悩みはありませんか?
□ワーク17 妻の要望を満たしてあげられていますか?
・17のワーク、お疲れさまでした。
【第4章】頭でアレコレ考えるより、まず動こう
・一人で抱え込まないで欲しい
・イベントやサプライズを企画してみる
・手紙を書く
【第5章】妻への結婚5年目のラブレター
おわりに
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【著者プロフィール】清野 哲郎(せいの・てつろう)
1986年 青森生まれ。
信州大学理学部卒業、24歳から研究職を中心に、民間企業で働く。
31歳で妻と結婚。翌年には1人娘を授かる。
人生これからというときに「適応障害」を発症し、休職。そして、退職。
新しい業界で復職するも、未来の見えない働き方に苦悩する毎日。
疲れた。
楽になりたい。
もう走るのをやめよう。
心には思っていても、言葉には出せない。妻と娘に、これ以上迷惑はかけられない。
「人生このままでいいの?」
藁にもすがる思いで乗り込んだある一隻の舟。人生について一から勉強し直した。
もしかしたら、今の仕事がよくない。
もしかしたら、今の世の中がよくない。
もしかしたら・・・
そこで、ずっと抱いていた思考をすべて覆された。
「妻」がいて「娘」がいる。それだけで十分幸せなことなんじゃないだろうか?
「もう一度、家族のために生きてみよう。」
その際、自身を粗末に扱ってはいけないことも、そこで学んだ。
「自分史」を作成し、家族が、そして自身が幸せになれる道を模索した。
そこで文章、特に「手紙」を書くのが好きなことを思い出す。
結婚前妻に手紙を書いたが、それ以前も家族や友人、ファンレターなど、これまで100通以上の手紙を書いてきた経験がある。
著者は今、妻との未来について本気で考えている。
家族のために生きるということは、妻をなくして他はない。
ようやくそこにたどり着いたのだ。
世の中では、夫婦関係が良くなく、離婚する夫婦が後を絶えない。
離婚自体を否定する訳ではないが、その前にもっと夫婦で会話をしてほしい。
会話をするのが難しいなら、「手紙」で想いを伝えてほしい。
そんな想いから、手紙の「代筆」を中心とした、他者の想いを形にする活動を志す。
「幸せは身近にある。」
本書や代筆屋としての活動が、このことに気付いてくれるきっかけとさえなってくれれば、幸せなことこの上ない。