著者:Global Career Strategy Japan
ページ数:78
¥280 → ¥0
今世界はかつてないほど不安定な状態です。コロナウイルスに始まり、ロシアのウクライナ侵攻、世界規模の問題が立て続けに起こる中で先のことは誰にも読めません。
そのような状況下でますます重要になってくるのが、世界中の「ニュース・情報」を速く・正確に・十分に受け取れることです。「スピード・正確性・情報量」そのどれも欠けないようにするにはどうしたら良いでしょうか。
日本のニュースを見ているだけでは、残念ながらスピード・情報量ともに十分だとは言えません。正確性という面では日本の報道のレベルは高く、公正さにも定評がありますが、どんな報道局にも少なからずバイアスがあるように、日本のニュースは日本というフィルタを通したニュースです。
リアルタイムに必要な情報にアクセスするためには、海外のニュースも情報源とする必要があります。ロシアによるウクライナ侵攻が始まった日、日本の各放送局ではウクライナ侵攻開始の初期情報のニュースを流していましたが、イギリスの放送局Sky(スカイ)ではNATOのコメント発表をライブ中継していました。
ニュースが日本語になって伝わってくるまでには時差があります。英語のニュースであれば、英語圏の国々と同時にリアルタイムで情報を受け取ることができます。
情報量を取っても、日本で流れるニュースと海外全体のニュースでは情報量が大きく違います。日本語を共用語とする人数の母数と、英語を共用語とする人数の母数が大きく違うので当然のことです。また、各国で起きている事例データの数が違います。各国のデータは基本的に英語で流通しますが、そのすべてが日本語に翻訳される訳ではありません。
情報の正確性・バイアスについては、日本でも海外でもその性質は共通で、共通の課題があります。SNSではフェイクニュースが飛び交い、惑わされた人々によって思わぬ行動が生まれ、思わぬ混乱が生じてしまうことは世界のどこでも同じです。
ただし、バイアスに騙されないためにもできることがあります。日本で正確な事実を集める場合にも、信頼のできる報道局や新聞社などを選び、SNSなどの情報ソースの不確かなものは鵜呑みにしないことが鉄則かと思います。そして、信頼のできる報道局と新聞社はひとつの国に偏らず、複数の国に持っていた方がバイアスから逃れ、正確な情報にたどり着く可能性が上がります。
なぜなら、それぞれの国に少なからずバイアスがあるのです。情報統制のある国にバイアスがあるのは顕著ですが、日本にだってバイアスはあります。歴史の教科書などは各国の主観が事実として書かれ、国によって複数の事実があるのもその例です。そのため、「アメリカ・イギリス・EU・オーストラリア・日本・中東・アジア諸国」など、様々な国の信頼できる報道局・新聞社から情報を集め、バイアスを減らし正確な事実を探していくことが重要です。
世界中が混乱しているときほど、私達はニュートラルな情報を最速で十分に受け取らなくてはなりません。そのためには、日本のニュースを観て・読んでいるだけでは足りないのです。本書では海外のニュースにアクセスするためのチャンネルを紹介していきます。コロナウイルス動向やウクライナ侵攻のみならず、様々な世界情勢において素早く正確な情報を各種ソースから仕入れるための一助となればと思います。
そして本書で紹介した情報についても鵜呑みにすることなく、みなさん自身で「正確性・スピード・情報量」を吟味しながら、情報リテラシーをさらに向上させつつ新しい情報収集チャンネルを構築していってください。くれぐれもSNSや身近な人から入ってくる”信頼できる機関に勤める友人の友人”などの情報に踊らされないよう気をつけてください。友人の人間性を信頼することと、情報リテラシーを信用することはまた別の話です。
英語でニュースを観たり・読んだりすることに抵抗のある方は書籍「最強の海外NEWS英語勉強法」で海外ニュースを活用して英語力をレベルアップさせる方法も紹介していますので、こちらも参考にして頂ければと思います。
それでは、早速見ていきましょう。
そのような状況下でますます重要になってくるのが、世界中の「ニュース・情報」を速く・正確に・十分に受け取れることです。「スピード・正確性・情報量」そのどれも欠けないようにするにはどうしたら良いでしょうか。
日本のニュースを見ているだけでは、残念ながらスピード・情報量ともに十分だとは言えません。正確性という面では日本の報道のレベルは高く、公正さにも定評がありますが、どんな報道局にも少なからずバイアスがあるように、日本のニュースは日本というフィルタを通したニュースです。
リアルタイムに必要な情報にアクセスするためには、海外のニュースも情報源とする必要があります。ロシアによるウクライナ侵攻が始まった日、日本の各放送局ではウクライナ侵攻開始の初期情報のニュースを流していましたが、イギリスの放送局Sky(スカイ)ではNATOのコメント発表をライブ中継していました。
ニュースが日本語になって伝わってくるまでには時差があります。英語のニュースであれば、英語圏の国々と同時にリアルタイムで情報を受け取ることができます。
情報量を取っても、日本で流れるニュースと海外全体のニュースでは情報量が大きく違います。日本語を共用語とする人数の母数と、英語を共用語とする人数の母数が大きく違うので当然のことです。また、各国で起きている事例データの数が違います。各国のデータは基本的に英語で流通しますが、そのすべてが日本語に翻訳される訳ではありません。
情報の正確性・バイアスについては、日本でも海外でもその性質は共通で、共通の課題があります。SNSではフェイクニュースが飛び交い、惑わされた人々によって思わぬ行動が生まれ、思わぬ混乱が生じてしまうことは世界のどこでも同じです。
ただし、バイアスに騙されないためにもできることがあります。日本で正確な事実を集める場合にも、信頼のできる報道局や新聞社などを選び、SNSなどの情報ソースの不確かなものは鵜呑みにしないことが鉄則かと思います。そして、信頼のできる報道局と新聞社はひとつの国に偏らず、複数の国に持っていた方がバイアスから逃れ、正確な情報にたどり着く可能性が上がります。
なぜなら、それぞれの国に少なからずバイアスがあるのです。情報統制のある国にバイアスがあるのは顕著ですが、日本にだってバイアスはあります。歴史の教科書などは各国の主観が事実として書かれ、国によって複数の事実があるのもその例です。そのため、「アメリカ・イギリス・EU・オーストラリア・日本・中東・アジア諸国」など、様々な国の信頼できる報道局・新聞社から情報を集め、バイアスを減らし正確な事実を探していくことが重要です。
世界中が混乱しているときほど、私達はニュートラルな情報を最速で十分に受け取らなくてはなりません。そのためには、日本のニュースを観て・読んでいるだけでは足りないのです。本書では海外のニュースにアクセスするためのチャンネルを紹介していきます。コロナウイルス動向やウクライナ侵攻のみならず、様々な世界情勢において素早く正確な情報を各種ソースから仕入れるための一助となればと思います。
そして本書で紹介した情報についても鵜呑みにすることなく、みなさん自身で「正確性・スピード・情報量」を吟味しながら、情報リテラシーをさらに向上させつつ新しい情報収集チャンネルを構築していってください。くれぐれもSNSや身近な人から入ってくる”信頼できる機関に勤める友人の友人”などの情報に踊らされないよう気をつけてください。友人の人間性を信頼することと、情報リテラシーを信用することはまた別の話です。
英語でニュースを観たり・読んだりすることに抵抗のある方は書籍「最強の海外NEWS英語勉強法」で海外ニュースを活用して英語力をレベルアップさせる方法も紹介していますので、こちらも参考にして頂ければと思います。
それでは、早速見ていきましょう。
※本書で紹介する海外ニュースチャンネルは書籍「最強の海外NEWS英語勉強法」と重複している部分がありますので、既にこちらの書籍をお持ちの場合は予めご了承ください。
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