【無料で読める】圧倒的に実践するブランディング: 熱狂編

「熱狂編」は、先代から会社を引き継ぎ社員７５名の中小企業をを経営する著者が、「ブランディングの重要性」に気づくきっかけから話が始まる。「ブランディングは大企業だけのもの」と考えていた著者が、「中小企業こそブランディングに本気で取り組むべきだ」と意識が変わる瞬間が書かれてある。

ブランディングを本気で取り組むために、総合プロデュースをプロに依頼し、具体的なプロジェクトが動いていく。実践しなかればわからない不安や気づきが、ありのまま描かれているので、これから取り組む中小企業経営者にとって疑似体験できる内容となっている。

成功した後に出す「成功事例」が書かれた本ではなく、あくまで実践しているプロセスが書かれた本である。そのため、この「熱狂編」だけでは話は完結しない。「経営者として圧倒的に実践したことを出版する」という、著者の生き方でありスタイルを理解していただけると幸いである。

日本の地方中小企業の経営者が、少しでもブランディングの重要性に気づくことを願って書かれた実践記である。