著者:畑中 一一
ページ数:241
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――伊能忠敬が200年前に天測で使用した道具は、次のどれでしょうか。
1.垂揺球儀、2.象限儀、3.木星
正解は、本書「測量教室をひらく」をご覧ください。
伊能忠敬の測量開始200年を記念して、1999年に開催された「伊能ウォーク」。東京の江戸東京博物館を出発し、その足跡を徒歩で辿りながら2年をかけて同地に戻ってくるこの一大イベントに本隊隊員として参加した著者は、1万キロにも及ぶこの旅を通じて人々の温かさに触れ、日本という国の底知れぬ奥行きを再発見することになった――奇しくも忠敬と同じ測量の世界に生きてきた著者が、過酷な旅の合間を縫って綴った1466万4923歩の「心の旅」の全記録。
[目次]
はじめに
第1章 第Ⅰステージ 東京―札幌 1999年1月25日~5月2日 98日間1980キロ
第2章 第Ⅱステージ 青森―長野 1999年5月14日~8月2日 81日間1574キロ
第3章 第Ⅲステージ 長野―大阪 1999年8月22日~12月10日 111日間2030キロ
第4章 第Ⅳステージ 大阪―指宿 2000年1月27日~6月27日 153日間3007キロ
第5章 第Ⅴステージ 名護―東京 2000年8月24日~2001年1月1日 131日間2439キロ
結び・終わりの始まり
不屈な意志の感動の物語
[担当からのコメント]
現在の日本地図と比べても遜色ないほどに精度が高かった伊能忠敬の地図ですが、老境を迎えてなぜあのような過酷な旅に出たのか、何が忠敬を駆り立てたのか、ぜひ日本地図を片手に本書で忠敬の足跡を追いながら想像する旅を楽しんでいただければ嬉しく思います。
[著者プロフィール]
畑中一一(はたなか・かずいち)
一九三七年、福井県武生市生まれ。一級土木施工管理技士。
熊谷組に入社してすぐ、ダムの建設現場で測量の仕事に従事。会社人生の始めと終わりで測量に関係するのも何かの縁ではと、定年直前に伊能ウオークに参加。追っかけで参加した妻と二人でゴール。日本ウオーキング協会公認指導員になったばかり。大阪市在住。
現在(2021年)は、
公益財団法人 大阪府レクリエーション協会 常務理事兼業務執行理事
日本ウオーキング学会 会員
(社)日本ウオーキング協会 専門講師
(公財)大阪府レクリエーション協会 常務理事
越前市ふるさと大使
大阪福井県人会 副会長
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