著者:伊藤 嘉紀
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[商品について]
―患者のために目指した医学の姿とは―
東西医学の統合を可能にし、ホリスティック医学の統合原理ともなりうるホメオスタシス医学。本書は、鍼灸・漢方・西洋医学・Bスポット療法・生理学を統合した新境地を開拓し、「自然治癒力医学(ホメオスタシス医学)」を提唱する著者が、新しい鼻うがいによる健康法から不妊症の統合的治療まで、長年の研究の一端を一般の方にも分かりやすく解説した作品である。

[目次]
はじめに
Bスポット療法とは
新しい鼻うがい法
風邪の治りにくい人への質問
風邪の原因
風邪予防の七つ道具
感冒治療のポイント
感冒発症のメカニズム(しくみ)
こじれた風邪―多量の痰でティッシュの山
風邪の統合的治療 ―漢方薬・針・微似汗・Bスポット療法・圧反射
入浴の効用と問題点
アトピー性皮膚炎の統合的治療
アトピー性皮膚炎に関与する炎症性要素 ―特に鼻咽腔炎について
アトピー性皮膚炎の区域性出現とその決定因子 ―鼻咽腔炎の関与する症例について
漢方薬による気管支喘息の治療
専門医のカルテから 慢性腎炎
慢性関節リウマチの未病治療
耳鳴りについて
夏ばてが誘因と思われる突発性難聴の一症例
四逆散タイプにみられた医原性狭心症
慢性肝炎の統合的治療
癌検診に東洋医学的治療が役立った症例
乳癌予防の新理論
自律神経失調症の統合的治療
不妊症の統合的治療
登校拒否の背景因子
農業式発毛法
難治性水虫の根治法
医者と患者
私と漢方
漢方薬の副作用
自由診療
東洋医学のすすめ
当帰四逆加呉茱萸生姜湯の興味ある一治験例
五苓散証に対する一つの推論
漢方とホメオスタシス ―浸透圧のセットポイント低下症としての五苓散証の意味するもの―
季節変化と鍼灸治療および証
〈インタビュー〉 定義される漢方、その方法論と症例 ―〝四逆〟の理解を中心に―
漢方を国際的なものにするために
漢方研究への「調節」という概念の導入
東洋医学と西洋医学の接点について
病気を元から断つ
行動性適応異常
日常生活の中に潜む病因
薄着が〝よい〟とは限らない 医師から警告
立ちくらみに注意を 地下鉄の転落事故
治療効果の多様性 母親の漢方治療で子供の夜尿症が治った症例を中心として
長寿考
子供は原始社会を経験しなくてよいか
絶食療法
各種治療法体系化の試み
医療制度の抜本的改革試案
地球環境からみた治療法の検討
二十一世紀の医学を考える
自然治癒力と漢方
21世紀はホメオスタシス医学の時代 ―東西医学統合の時代
ホメオスタシス医学の提唱 ―東西医学統合への道
著者紹介
あとがき
著者略歴

[出版社からのコメント]
病気を治療することや健康であることにとって、洋の東西や専門性などの垣根は必要なものではありません。その一方で人の命を扱う医学には、厳密さと確実さが求められることも事実です。そうした狭間にある患者のための医療とはいかなる姿であるべきなのか、本書を通じてその一端を感じていただければ嬉しく思います。

[著者略歴] 伊藤 嘉紀(いとう よしのり)

昭和16年8月19日 愛知県春日井市に生まれる。
中学から高校にかけて闘病生活を送り、民間療法・鍼灸・漢方も含めて適切な治療ができる医師になる事を志す。
昭和39年 名古屋大学医学部進学と同時に名大東洋医学研究会に所属。鍼灸・漢方の研究を始める。
昭和43年 名古屋大学医学部卒業。名城病院で自主研修。
昭和44年 名古屋大学医学部大学院入学、生理学を専攻。
昭和48年 名古屋大学医学部助手。
体温調節、自律神経、絶食、針麻酔、漢方の「証」などを研究。
昭和54年 漢方・針灸専門、自由診療で開業。
針灸・漢方・西洋医学・Bスポット療法・生理学を統合した新境地を開拓。自然治癒力医学(ホメオスタシス医学)を提唱。
平成12年 名古屋大学大学院医学研究科非常勤講師。

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