著者:柿手 不知
¥1,250¥0

 本書は民間企業で研究開発を行っている研究者向けの財務や投資理論の解説書です。そして、その財務や投資理論の知識を踏まえたうえで合理的な研究開発費について検討します。
 本書では、企業の研究開発を「投資」と考え、まず技術的な研究者が投資理論を理解するための解説を行います。
 次に、その投資理論にもとづいて、一つの研究開発テーマを実施すべきかどうかの判断方法を示します。
 さらに、一つ一つの研究開発テーマの集合体としての企業全体の研究開発費の在り方について検討しています。
【目次】
はじめに
第1章  財務・会計の歴史
第2章  財務・会計の2つの 目的
第3章  財務諸表の枠組み
第4章  株価の形成メカニズム
第5章  WACCを理解しよう
第6章  財務・会計で知って おくべきこと
第7章  投資プロジェクトの採否決定方法
第8章  研究開発テーマの採否 決定の例題
第9章  リアルオプション
第10章 よくある疑問
第11章 『予算』とは何か
第12章 研究開発費の最適額
第13章 本書のまとめ
あとがき

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