著者:木村 浩嗣
ページ数:169

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マクロな視点での全64試合、極上の観戦レポート!

見えてきた新たな潮流と戦術的トレンド=未来のサッカー

「洗練された弱者の戦術が今大会の面白さを演出した」

単なるマッチレビューではなく、試合から見えてきた戦術的な傾向や前評判との相違点、ジャッジ、

ピッチ外での出来事などマクロな視点でのロシアW杯の全試合観戦レポート。

全試合を観戦することで見えてくる、アルゼンチンとポルトガルの共通する弱点や

アイスランドとオーストラリアとスウェーデンの戦術上の特徴、アジア勢が抱える苦悩、日本が追うべきプレースタイル…。

結局、ロシアW杯とは何だったのか? そして、これから何が起きるのか?

『footballista』元編集長ならではの審美眼とスペイン在住20年で醸成されたサッカー観が凝縮されたコクのある味わい。

サッカーの奥深さを堪能するクリティカルな観戦レポートがここに完成。

【目次】

●W杯1日目、2日目=見えてきたアジア勢が戦える条件と、消えないスペインの憂鬱/

●ロシアW杯7日目。ボールを持って守る、スペインもお粗末でした。イランの狡猾さとサウジの無邪気さ/

●W杯10日目=ドイツ勝利1分前の絶対許せないミス。韓国の大健闘、大勝ベルギーに不吉な前例/

●W杯11日目=こんな強い日本は初めて。ポーランド攻略はサイドから。イングランドの“追い風参考”/

●W杯16日目=メッシとロナウドの戦術的&人材的孤立と、フランスとウルグアイの順当勝利/

●W杯19日目=VARも救ってくれない。揺れるPK+レッドカードの解釈と、横行する演技/

●ロシアW杯20日目。ボール支配率4割のベルギーがなぜ魅力的なのか? 攻撃と守備の定義と“実感”のズレ/

●W杯最終日=フランス優勝に見る、コンペティションとしての、ショーとしてのサッカーの限界……,etc.

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