著者:森 雄一郎
ページ数:133
¥598 → ¥0
生産者や食品製造業の方々が持つ想い、商品製造や商品化に掛ける志は、ユニークで2つとないオリジナリティを備えた、他に存在しないコンテンツであり、商品に魅力を付加し、口コミを喚起する力を備えた固有の経営資源です。 普段目にすることは少なく、商品名やパッケージからは読み取り切れない、一つひとつの商品が持つバックグラウンドや物語に触れた時、共感は生まれ、他者への共有の起点となり、口コミの連鎖が広がっていく、というデジタルネイティブ時代の情報伝播の構造とその特徴を活かしたファン作りの方法論が「共感型マーケティング」です。 本書は、東北地方の食品クラスタ(地元の名産を生産・加工して流通させる)を対象としたオンラインチャネル活用のための研究会において、自社のファンづくりに取り組む意向をお持ちの生産者や食品製造業の皆様に、小さくてもファンを作るための「最初の一歩」を踏み出して頂くため、当方がご支援した企業の実例から、共感型マーケティングを活用する際の仕組みや、仕掛け、工夫を読み解き、実践的、体系的な手引書として整理したものです。 工夫次第で情報を届けられるこの時代に、自社の商品に込めた想いや、提供価値が、ファンを起点とした共感連鎖のネットワークを辿り、一人でも多くのお客様に伝わるよう、本書が、ファンづくりの第1歩目を踏み出される際の一助になればと、願っております。 〈内容〉 本書は、SNSを通じ、自社および商品のファン作りをご支援するため、「デジタルネイティブ時代のマーケティングセオリー:SNSで情報を手繰り寄せる世代の情報接触態様(スタイル)が60分で理解できる」の後編(実践編)として発刊したものです。 第1章 工夫次第で情報を届けられる時代の到来 第2章 共感を生むコンテンツってどんなもの? 第3章 共感を勝ち得るための工夫とは(唯一、ひとつだけ) 第4章 地方にある食品クラスタのファンづくり事例 第5章 食品クラスタにおけるオリジナルの取り組み 第6章 小さくても始める共感者を作るための第1歩 第7章 ファンづくりに向けたコンセプトワークを理解する 第8章 コンセプトワークを進めてみよう 第9章 コミュニケーションの仕組みと仕掛けを考える 第10章 実例から見えるファンづくりの仕掛けと工夫 第11章 最初のファンを1人作ることから
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